権利収入とは?MLMを副業にするべき5つの理由

 

この記事では、権利収入(不労所得)に興味がある人のために、「権利収入(不労所得)とは何か?」、「権利収入(不労所得)には具体的にどんなものがあるのか?」、そして、「副業から始めて現実的に権利収入(不労所得)を手に入れるには?」などについて伝えます。

 

 

権利収入(不労所得)って?

権利収入とは、権利によって得られる収入のことですが、不労所得と呼ばれることもあり、こちらの言い方の方がイメージが湧きやすいかもしれません。

簡単に言うと、権利収入(不労所得)というのは、あなたが働いたかどうかで増えたり減ったりすることのない収入のことです。

この権利収入(不労所得)という言葉は、ロバート・キヨサキという人の「金持ち父さん貧乏父さん」という本で使われて有名になったと言われています。

 

Amazon : 『改訂版 金持ち父さん貧乏父さん : アメリカの金持ちが教えてくれるお金の哲学』(単行本)

 

この本は、1997年に初版が発行されてから二十年以上経った今でも再版を重ねているロングセラーです。

ロバート・キヨサキがこの本の中に登場する金持ち父さんに語らせているこんな言葉があります。

 

金持ちは資産を手に入れる。

中流以下の人たちは負債を手に入れ、資産だと思い込む。

 

経理とか簿記の分野では、持ち家など価値のあるもののことを資産と言います。

ところが、ロバート・キヨサキはこれらを負債と呼びます。

持ち家などの不動産は、持っていると固定資産税を支払わなければならないですし、常にメンテナンス費用がかかってしまいます。

だから、負債だと言うのです。

ロバート・キヨサキによると、資産とは「持っているとお金を生み出すもの」だということです。

つまり、権利収入(不労所得)を生み出すものこそが資産である、ということになります。

権利収入(不労所得)を得たいと思う人は負債となるようなものでなく「持っているとお金を生み出すもの」を購入したり作り出したりしていくことを考えていくことが大切である、ということがこの本では説かれています。

 

「Pablo&Bruno(パブロとブルーノの物語)」動画とあらすじ

「権利収入(不労所得)とは何か?」をとてもわかりやすく教えてくれる有名な例え話があります。

「pablo&Bruno(パブロとブルーノの物語)」です。

アニメの動画がありますので、以下にURLを掲載しておきます。

 

『Pablo&Bruno(パブロとブルーノの物語)』(9分43秒)

 

では、ざっとあらすじを紹介しましょう。

この物語には、パブロとブルーノというふたりの若者が登場します。

田舎の小さな村に住むふたりは親友で、かねてから、「自分の暮らしをもっとよくしたい」という夢を持っています。

そんなふたりに、ある時、思わぬチャンスがやってきます。

山奥にある泉から麓の村まで水を運ぶために村でふたりの若者を雇うことになったのです。

運んだ水の量に応じて給料がもらえるというこの仕事に、ふたりは迷わず飛びつきます。

それからというもの、ふたりは毎日バケツを持って山奥の泉と麓の村の間を何度も往復し、朝から晩までよく働いて、夕方になったらその日の給料をもらって家に帰る、というそんな暮らしを続けます。

 

ブルーノという若者は、「この仕事が自分の夢を叶えてくれる」、つまり、「この仕事で自分の暮らしはもっとよくなる」と思っていました。

だから、ブルーノは「もっと頑張って給料を増やせば、より早く夢が叶えられる」と考えます。

かねて欲しかった牛や家が早く買える、と考えたわけです。

やがて、ブルーノは、バケツを大きくしたくさんの水を一度に運び、運ぶ回数も増やします。

 

一方のパブロという若者はブルーノとは違った実感を持っていました。

この仕事に疑問を感じていたのです。

毎日のバケツの水運びで体は痛くなり疲れきってしまっていたからです。

だから、パブロは「もっと楽に、もっとたくさんの収入を得る方法はないだろうか?」と考えるようになります。

そこで、パブロは山奥の泉から麓の村まで水道管のようなパイプラインを作ることを思いつきました。

パイプラインがあればバケツの水運びをしなくても泉から村まで水を届けることができる、というわけです。

 

この物語では、パブロとブルーノは、「自分の暮らしをもっとよくしたい」という共通の夢を持っています。

ところが、その実、「自分の暮らしをよくするとはいったいどういうことなのか?」についてそれぞれが異なったイメージを持っている様子が描かれています。

ブルーノは「いかに欲しいものを早く手に入れるか?」に関心があります。

一方のパブロはバケツの水運びを繰り返す中で「楽に収入を得るには?」に関心が出てきます。

ブルーノは、ある日パブロから「パイプラインを一緒に作らないか?」という話を持ちかけられた時に、その話を断ってしまいます。

それは、この夢の描き方に違いがあるからです。

「いかに欲しいものを早く手に入れるか?」に関心があるブルーノにとって、パイプライン作りに時間を使うことは牛や家を買うのを遅らせることにしかならないわけです。

 

さて、パブロはひとりでパイプライン作りを始めます。

パイプラインを作るのはそれなりに時間もかかり楽ではない、ということも承知の上でです。

パブロは、これまでどおり平日はバケツの水運びもしながら平日の夜や週末の時間をパイプライン作りのために充てる、という過ごし方に切り替えます。

パイプライン作りは始めてすぐは仕事の成果はほとんどありません。

やがて、ブルーノや村人たちは、パブロのことを「パイプライン男」と呼んでからかうようになります。

 

一方の「バケツ男」のブルーノは、パブロがそんなことをしている間にバケツの水運びに精を出し、かつての二倍の給料を手にするようになります。

既に牛も家も手に入れて、もらった給料で毎晩飲みに行き、楽しく時間を過ごします。

こうなると、一見、ブルーノの生活は「自分の暮らしをもっとよくしたい」という夢に向かって変化したかのように見えます。

ところが、ブルーノは、いつしか無理なバケツ運びで背中が曲がり、顔はやつれ、体はボロボロになっていきます。

 

あっという間に時が経って、ようやくパブロの作るパイプラインが完成する時がやってきます。

山奥の泉の水は、パイプラインを通って麓の村まで届くようになりました。

パブロはもうバケツ運びに精を出す必要がなくなったのです。

寝ている間も、食事をしている間も、パイプラインから水は流れ続け、パブロにはたくさんの収入が入ってきました。

「自分の暮らしをもっとよくしたい」というパブロの夢はこうして叶った、という話です。

 

意識の差が生み出すバケツ人生とパイプ人生

だいたいわかってきたと思いますが、この物語のパブロの辿った道こそが権利収入(不労所得)を目指す人の道です。

ここでもう一度、この物語を登場したふたりの若者の意識の違いの点から振り返ってみましょう。

 

パブロとブルーノというふたりの若者は、ともに「自分の暮らしをよくしたい」という夢を抱きながら、互いに異なる関心を持っています。

 

ブルーノの関心「いかに欲しいものを早く手に入れるか?」

パブロの関心「楽に収入を得るには?」

 

ブルーノは、パブロから「パイプラインを一緒に作らないか?」という話を持ちかけられて、その話を断ってしまいます。

 

ブルーノにとってパイプラインとは?「牛や家を買うのが遅れる」

パブロにとってパイプラインとは?「バケツの水運びをしなくてもよくなる」

 

パブロも、ブルーノも、この物語ではふたりともよく働く若者として描かれています。

ところが、この意識の差がふたりの一日の過ごし方に大きな違いを生んでいきます。

 

ブルーノの過ごし方「バケツを大きくし、水を運ぶ回数を増やす」

パブロの過ごし方「平日はバケツの水運びをし、平日の夜や週末にパイプラインを作る」

 

結局は、この選んだ道の差が後の明暗を分け、違う未来を呼び寄せることになるわけです。

パブロを労働の日々から解放したきっかけとなったのは、ブルーノや他の村人には到底理解できなかったパイプライン作りです。

これを読むあなたは、今、どちらのタイプでしょう?

バケツ人生のブルーノの方でしょうか?

パイプライン人生のパブロの方でしょうか?

この物語は、「よりよい暮らし」に対する意識の違いの差が生み出す未来の結果の差のことをとてもわかりやすく伝えてくれています。

 

さて、話を権利収入(不労所得)に戻します。

権利収入(不労所得)を目指す人というのは、どういう人でしょう?

それは、稼ぐ手段(バケツの水運びという選択肢)の方に注目する人でなく、お金の生み出し方(パイプラインさえあれば)に夢中になれる人です。

このように、お金の稼ぎ方に現れる人の考え方や生き方の癖の違いは、まさにその人の意識の違いによるところが大きいのです。

先の「金持ち父さん貧乏父さん」のロバート・キヨサキも、このことに注目しています。

 

ロバート・キヨサキと「金持ち父さん貧乏父さん」

ロバート・キヨサキと彼の著書である「金持ち父さん貧乏父さん」について簡単に紹介しておきます。

この「金持ち父さん貧乏父さん」という本は、世間で一定の定評があります。

ところが、著者の方の評判は実はあまりよくありません(笑)

例えば・・・

 

「金持ち父さん貧乏父さん」の執筆時には著者はビジネスには失敗しており、貧乏だった。

「金持ち父さん貧乏父さん」がヒットしたおかげで、著者は金持ちになった。

「金持ち父さん貧乏父さん」は、「キャッシュフローゲーム」という高額なボードゲームを宣伝するためのものだった。

 

こんなことがよく言われます。

著者は、執筆時には成功者とは言えないような状況であったにもかかわらず著書の中の本人は成功者として登場しているので、そのことについて疑問の声が上がることが多いようです。

また、この話はフィクションなのですが、まるでノンフィクションっぽく書かれているところから、後からそれに気づいた人は騙された気分にもなるようです。

 

ただし、ここで重要なのは著者自身より本の内容です。

この話の主要な登場人物は、ロバート、マイク、ロバートの父親(貧乏父さん)、マイクの父親(金持ち父さん)の四人です。

子供の頃にロバートとマイクは金持ち父さんの教えを請い、以降、お金については金持ち父さんの教えを信じるようになり、結果的にふたりは成功します。

最後は、金持ち父さんはさらに金持ちになり、貧乏父さんはさらに貧乏になる、といった結末を迎えます。

一般に、注目されているのは、冒頭にも紹介したような話の中で度々出てくる金持ち父さんの教えの部分です。

 

この本がヒットしたことにより、金持ち父さんの教えを集めた本は、その後、次々に出版されるようになります。

「金持ち父さん」シリーズの第二弾として登場したのが「金持ち父さんのキャッシュフロー・クワドラント」という本で、この本の中でお金の稼ぎ方に対する考え方がキャッシュフロー・クワドラントという概念でわかりやすく提唱されています。

この概念が重要なので、説明していきます。

 

Amazon : 『改訂版 金持ち父さんのキャッシュフロー・クワドラント : 経済的自由があなたのものになる』(単行本)

 

キャッシュフロー・クワドラントって?

キャッシュフロー・クワドラントは、収入や支出のお金の流れの特徴から、私たちのお金の稼ぎ方を四種類にわける考え方を表したものです。

キャッシュフローとはお金の流れのこと、クワドラントは四当分という意味です。

キャッシュフロー・クワドラントは、下のような図(図1)で表されます。

 

(図1)

 

E、S、B、Iのアルファベットの文字は、それぞれEmployee(従業員)、Self-employed(自営業者)、Business Owner(ビジネスオーナー)、Investor(投資家)の四つの言葉の頭文字です。

ロバート・キヨサキによると、世の中の私たちのお金の稼ぎ方は必ずこの四つのうちのどれかに当てはまるのだそうです。

では、ひとつずつ見ていきましょう。

 

Employee(従業員)

雇われて給料をもらう人は、すべてここに該当します。

正社員、契約社員、派遣社員、パート、アルバイトなどの雇用形態を問いません。

先の「パブロとブルーノの物語」でバケツの水運びをしていたパブロやブルーノも、このEです。

世の中の80%の人、つまり、ほとんどの人はEに属します。

 

Self-employed(自営業者)

中小企業の経営者やフリーランスとして働いている人、専門職で独立開業して報酬を得ている人などが、ここに属します。

個人医院や税理士事務所などを開いている人が中心で、比較すると、一見Employee(従業員)よりも高給取りな人が多いことに気づきます。

世の中の14%の人がこれに該当します。

 

Business Owner(ビジネスオーナー)

多くの従業員を雇ってある程度の規模で会社(企業)経営をしている人がこれに該当します。

自分の代わりに働いてくれるシステムを既に持っている人です。

「パブロとブルーノの物語」のパブロは、始めバケツの水運びをしていた時はEにいますが、やがてパイプラインを完成させることによってこのBに移った、という見方をすることができます。

彼は従業員を雇っているわけではありませんが、パイプラインという自分の代わりに働いてくれるシステムを持っています。

Bに属する人は世の中の1%くらいです。

 

Investor(投資家)

これは、いわゆる投資家のことです。

このIでは、お金がお金を生み出してお金が自分の代わりに働いてくれます。

株式を保有して得られる配当、所有している不動産の賃貸料などから得られる収入で生活する人がこれに該当します。

世の中の5%の人がこれに入ります。

 

さて、問題は、この四つのうちのどこに属する人が金持ち父さんになれるのか、ということですが、答えはキャッシュフロー・クワドラントの右側です。

Business Owner(ビジネスオーナー)やInvestor(投資家)が権利収入(不労所得)に該当します。

 

左側(E、S)の特徴

①自分が働くから収入が入る

②収入が増えるほど自由な時間が減る

③自分が働くのを止めると収入も止まる

④産業時代の稼ぎ方

 

右側(B、Iの特徴

①自分以外のものが働くから収入が入る

②収入が増えるほど自由な時間が増える

③自分が働かなくても収入が止まらない

④情報化時代の稼ぎ方

 

私たちの多くは、権利収入(不労所得)と言われてもなかなかピンときません。

せっせと働かなくても食べていけるなんてことが本当にあり得るのか、

コツコツと貯金をしなくてもお金が増えていくなんてことが本当にあり得るのか、

という人がほとんどではないでしょうか?

無理もないのです。

それだけ、私たちは日頃「キャッシュフロー・クワドラントの立派な左側の人になること」を教わってきている、ということが言えます。

子供の頃から立派な労働者になることを親や学校に期待され、立派な労働者になるための教育を受けて育ち、やがて、迷わず労働者になり、そして、日々の労働に追われるうちに「労働の対価として収入を得る」という感覚がもはや体に染みついてしまって離れない、ということです。

私たちの多くは、「お金はいただくもの」という風には教わったけれど、「生み出すもの」というもうひとつの別の顔があることについてはまったく習ってきていません。

 

世の中には様々な価値観があります。

働き方にしても、どれがよくてどれが悪い、ということは決してありません。

ただし、もし、

 

あなたの目的が、時間にもお金にもゆとりのある豊かな暮らしをすること

 

であるならば、今からでも図の右側に注目してみる価値はありそうです。

私たちが、このキャッシュフロー・クワドラントから学べることは、

 

暮らしのあり方を変えたいのであれば、職業を変えるのではなく、クワドラントを変えなければならない、

 

ということです。

 

権利収入(不労所得)を得るにはどんな方法があるの?

権利収入(不労所得)が私たちの暮らしの在り方を変える鍵を握っていることは理解できました。

では、その権利収入(不労所得)を実際に得るためには、具体的にどのような方法があるでしょう?

 

ここで、さっきの「Pablo&Bruno(パブロとブルーノの物語)」をもう一度思い出してみましょう。

あの話は、単に権利収入(不労所得)で大成功する一部の限られた人の例え話ではありません。

パブロは、最初はブルーノと同じで、バケツの水運びをしてその日の給料をもらって家に帰る、という若者でした。

そのパブロが平日の夜や週末の時間を利用してパイプラインを作り、完成させて、ついに労働から解放される暮らしを手に入れる、というところに見どころがあるわけです。

つまり、パブロは、ちょうど現代の私たちで言う、サラリーマンや主婦を続けながら副業で何かをやろうと志す人の姿に重なります。

現代の私たちにとって、パブロのパイプライン作りと同じ意味を持つ現実的な手段がキャッシュフロー・クワドラントの右側のカテゴリーの中にはたして存在するでしょうか?

 

キャッシュフロー・クワドラントの右上は、Business Owner(ビジネスオーナー)でした。

しかし、普通のサラリーマンや主婦が突然起業して会社(企業)を立ち上げる、あるいは、新しい事業を始める、というのはなかなか簡単にはいかないものです。

 

では、右下のInvestor(投資家)、例えば、株式の投資などはどうでしょう?

 

実は、これもそう簡単ではありません。

投資だけで十分な収入を得るためには、最初にある程度のまとまったお金が必要なのです。

「株で大儲けした!」なんて話は、たまに耳にすることがあります。

そんな話を聞いて株に挑戦しようとする人は結構いるものです。

ただし、日常で聞くこの手の株の買い方のほとんどはギャンブルに近い、と言えます。

金額もそれほど大きくはありません。

小さな元手から爆発的に利益を膨らまし続ける、ということはほとんど不可能です。

 

Investor(投資家)と言われる人が投資をやる多くの一般の人と違っているのは、もともと持っているお金の規模です。

ここで、例えば、株式売買で生活費として年収500万円を稼ぎ続けるのに必要な元手を考えてみます。

ウォーレン・バフェットという人の実績を参考にしてみましょう。

この人は、アメリカの株式投資家で長者番付で一位を取ったこともある人です。

およそ五十年もの間、投資だけで21%の収益を出し続けた、とのことです。

仮に、この人と同じやり方で年収500万円を手に入れることを目標にして考えてみると、元本の21%しか稼げないのであればおよそ最初に2,380万円のお金が必要です。

連戦連勝の株式の達人でも最初から2,380万円が必要だということです。

実際には、バフェットは稼いだ分を生活費に使ったわけではなく再投資してどんどん資産を増やしていったのですが、ごく普通のサラリーマンがこれと同じ原理で投資で権利収入(不労所得)を目指すというのは現実的ではありません。

 

他に、権利収入(不労所得)を手に入れるための選択肢はないでしょうか?

 

例えば、本を出版したり作曲をしたりして得られる著作権料はどうでしょう?

これは、印税収入として世間でもよく知られる権利収入(不労所得)のひとつの形です。

ただし、執筆や作曲などの創作活動でどれだけ稼げるかは、才能と運が大きく関わってきます。

参考までに、筆者は昔アマゾンで電子書籍を出版したことがあります(笑)ので、具体的な数字をまじえてその時のことを書いておきます。

書いたのは、旅行記でした。

ひとりで海外旅行をした時に体験した面白い出来事を旅行記にして出版してみました。

初月はアマゾンでも新刊本の扱いをされていたようで、ある程度読まれました。

そして、翌月からは・・・

平均すると500円程度の収入でした。

コメントも二件入り、評価も4.5を受けたので、素人が書いた本にしてはなかなか評価されていた気がするんですが、それで月の収入は500円です。

「小学生のお小遣いか!」といった感じです。

でも、500円を馬鹿にしてはいけません。

この500円の収入が、その後、運よくずっと続く、と仮定しましょう。

この例で、先ほどの投資と同様に生活費として年収500万円を稼ぐことを考えてみます。

月収500円なら、年収は6,000円です。

年収500万円の目標に到達するためには830冊程度の本を出版すればいい、という計算になります。

これはできる努力でしょうか?

できない努力でしょうか?

ギネスブックの世界記録保持者が一年間に書いた本の数が52冊だそうです。

ちなみに、これは日本人の大川隆法っていう宗教家の人の記録です。

ご存じの人もいらっしゃるでしょう。

830冊を書くにはこの人と同じペースで十六年間頑張り続ける、ということになります。

 

他にも選択肢はあるでしょうか?

アフィリエイトはどうでしょう?

たまに、権利収入(不労所得)の手段としてアフィリエイトを勧める人がいます。

でも、これははたして現実的でしょうか?

筆者はアフィリエイトの経験もありますが、これを権利収入(不労所得)に入れるべきでない、と考えています。

アフィリエイトはコツコツとやっていくうちに一定の収入を得ることにつながりやすいことは確かです。

しかし、とてもじゃないですが、安定収入には程遠い世界です。

その実情は以下の記事で詳しく書いていますので、興味がある人は読んでみて下さい。

 

 

さて、こうしてみると、権利収入(不労所得)は、大多数の普通の人が今の生活を続けながら副業で目指すにはとてもハードルが高い気がしてきます。

でも、本当に手段は何もないのでしょうか?

 

このブログでは、サラリーマンや主婦などのごく普通の人がリスクを抱えることなく権利収入(不労所得)を目指すことのできる唯一の残された手段として、MLM(ネットワークビジネス)をお勧めしています。

 

MLM(ネットワークビジネス)は副業にぴったり

MLM(ネットワークビジネス)を知らない人のために、MLM(ネットワークビジネス)について簡単に説明しておきます。

MLM(ネットワークビジネス)というのは、製品やサービスの流通網を広げ、広げた分だけ報酬が得られる、という取引のやり方です。

Multi Level Marketingの略でMLMです。

私たちが身近で物を買う時は、近くのデパートやスーパー、日用品店、コンビニなどに立ち寄ったり、最近だと、Amazonや楽天、ネットショップなどの画面上で注文をしたりすることがほとんどだと思います。

MLM(ネットワークビジネス)がこれらと最も大きく違うのは、個人が購入者と販売者とを同時に引き受ける、という点です。

MLM(ネットワークビジネス)では、個人が小売業者などを通さずにネットワークビジネスの会社(企業)から直接製品やサービスを購入します。

そして、購入者本人が会社(企業)の代わりに広告塔となってさらに購入者を増やしていく活動をしていきます。

具体的には、会社(企業)から安い価格で仕入れたものを他の人に定価で販売したり、あるいは、自分の購入したものを他の人にも紹介して会社(企業)を通じて購入させたりなどして、その実績に応じて報酬をもらう、という活動です。

MLM(ネットワークビジネス)で扱っている製品やサービスは様々です。

一般的なものはサプリメントや化粧品ですが、他にも、下着、飲料水、エッセンシャルオイル、日用品、健康・美容器具、浄水器、旅行商品、教材、家庭用電力、携帯電話サービス、保険商品、金融商品などがあります。

MLM(ネットワークビジネス)で扱う製品は、品質の高いものや独特のコンセプトを持ったものが多いのが特徴です。

こうしたものを日常で愛用したり利用したりしながらついでにその製品やサービスを通じてお金を稼ぐチャンスを手に入れる、という意味で、ビジネスの初心者や未経験者が日常生活の延長線上で始めるのにとても馴染みやすいビジネスである、ということが言えます。

 

以下に、MLM(ネットワークビジネス)を副業でやるメリットを5つあげておきます。

 

MLM(ネットワークビジネス)を副業でやる5つのメリット

1.一般の起業に比べるとお金がかからない

 

MLM(ネットワークビジネス)は、誰でも今からすぐに始められる、という点で非常に敷居が低いビジネスです。

例えば、お店を構えて何かを始めようという人は、通常、準備や初期投資、広告費などにとても大きな費用がかかります。

MLM(ネットワークビジネス)は、製品やサービスの購入費以外にあまりお金がかからない、あるいは、まったくかからない、というケースがほとんどです。

 

2.人を雇わないでできる

 

昨今は、業種を問わず、雇用問題で苦労する場面が頻繁に話題になります。

一番大きな問題として、人手不足があります。

近年、プライベートの生活の充実をもって仕事の効率やパフォーマンスを上げていこう、というワークライフバランスの考え方が尊重されるようになってきていますが、現実としてはなかなか従業員に休暇を十分に与える余裕のある事業所は少ないはずです。

人を雇わないでできるビジネスは、起業の選択肢として、今後、ますます注目を浴びそうです。

人を雇わないでいい、ということは、雇用するスタッフの教育や研修に使う時間やコストのリスクもなくすことができます。

愛用者のひとりひとりが次々に事業主を担っていくMLM(ネットワークビジネス)であれば、人を雇うこともなく、雇用で悩むこともありません。

 

3.活動するのに、資格や免許、専門的な知識、技術、ノウハウが必要ない

 

MLM(ネットワークビジネス)は、特別に必要な資格や法で義務づけられる免許などがなく、学校に通って学ぶような高度な知識や技術、ノウハウもありません。

 

4.インターネット(オンライン)やSNSが普及し、活動がしやすくなってきている

 

これまでのMLM(ネットワークビジネス)は、人と会うための時間のやりくりや交通費、交際費などの負担が大きかったり、また、人と出会うチャンスなども身近な身の回りに限られていたりなど、難点を抱えていたのも事実です。

インターネット(オンライン)やLINEなどのSNSが普及している今、愛用者との出会いの機会は大きく広がっています。

また、インターネット(オンライン)やSNSを使って個人が気軽に広告や情報発信をしたり、実際に集まるのに近いコミュニケーションをインターネット(オンライン)上で行うことも可能になってきたりしており、これらを有効活用した「出かける必要のないMLM(ネットワークビジネス)」のやり方も、今、注目され始めています。

 

5.活動が軌道に乗り出すと、権利収入(不労所得)が手に入る

これが最大のメリットです。

MLM(ネットワークビジネス)は、ごく普通のサラリーマンや主婦が気軽に始められるビジネスの中で、唯一、権利収入(不労所得)を目指すことのできるビジネスである、と言えます。

なぜ、MLM(ネットワークビジネス)は権利収入(MLM)になっていくのか、という点はこれから説明します。

 

MLM(ネットワークビジネス)の権利収入(不労所得)は飛行機の離陸と同じ

MLM(ネットワークビジネス)は、始めていきなりお金が転がり込んでくるようなビジネスではありません。

すぐにでも幾らかお金が欲しいなら、仕事の残業時間を増やしたり、パートやアルバイトを始めたりするのが一番です。

つまり、それは、ブルーノのようにバケツを大きくし水を運ぶ回数を増やす、ということに他なりません。

 

さて、以下は、一般的な労働収入とMLM(ネットワークビジネス)の収入の時間による増加の傾向をわかりやすく比較した図(図2)です。

 

図2

 

私たちは、お金を稼ぐというと、つい終身雇用、年功序列の世界のサラリーマンの給料のことなどをイメージしがちです。

このイメージを持ってしまうと、まるで図2の左側の数学の一次関数の直線のように、お金はどうしても時間の経過に沿って一定の割合で少しずつ増えていくような気がしてしまいます。

これは、パートやアルバイトなども多くの場合同じで、働くうちに仕事に慣れ、任される内容が増えていくにつれ、ちょっとずつ時給がアップしていくシステムを採用している現場が多いと思います。

 

ところが、MLM(ネットワークビジネス)の場合、収入の増え方はそうではありません。

MLM(ネットワークビジネス)では、個人から派生する製品やサービスの流通の連鎖がどれだけ広がるか、がその人の収入に関わってきます。

MLM(ネットワークビジネス)の収入は、図2の右側の二次関数の曲線のように、それは時間の経過に沿って上に向かってカーブを描くような増え方をしていきます。

つまり、始めのうちは増加の勢いが小さいのですが、ある時期から爆発的に膨らむ瞬間がやってくる、ということです。

これは、製品やサービスの流通がひとりの個人だけからでなくその個人から派生する他の人も含めた組織の全体から一斉に同時に膨らむことによって生まれます。

 

「流通がひとりの個人の手を離れてひとりでに起こっていく」、というこれがMLM(ネットワークビジネス)の狙いです。

MLM(ネットワークビジネス)は、見かけ上はまさに組織戦や団体戦に似ていると言えます。

流通の連鎖を足し算でなくかけ算で膨らますことによって生み出す収入のカーブ。

MLM(ネットワークビジネス)をやるのは、まさにそうした流通の仕組みを生み出すきっかけを手に入れるためであり、この点がパブロがパイプライン作りを決意したことと同じ意味を持ちます。

シーソーってありますよね。

重い荷物を軽い力でポーン!とあげるあれです。

テコの原理(レバレッジ)と言われますが、今説明したMLM(ネットワークビジネス)の稼ぎ方の特徴はよくこの原理に例えられます。

 

そして、もうひとつ。

飛行機が滑走路を走ってやがて空へと飛び立っていく、あの離陸の時のイメージが、MLM(ネットワークビジネス)にはぴったりです。

飛行機が空へ飛び立つ時は、最初に相当なエネルギーを必要とすることはご存じかと思います。

とても重い機体を空に持ち上げるために、飛行機は、まずジェットエンジンを噴射して滑走路を加速しながら駆け抜けていかなければなりません。

時速数百キロメートルの速度で飛行機は地上を運ばれていきます。

そして、ある時。

その機体がやがてフワッと空へと上がっていく瞬間がやってきます。

空へ上がってしばらくすると、どうなるか?

後は、飛行機は、もう、エネルギーを使わなくても比較的楽に空中に身を任せていられます。

MLM(ネットワークビジネス)もこれと同じです。

最初はあなたから派生する流通網を作っていきます。

始めのうちは、資産を作るために、あなたはある程度エネルギーを使わなければなりません。

ロバート・キヨサキによると、資産とは「お金を生み出すもの」のことでした。

MLM(ネットワークビジネス)では、資産とは人のことです。

お金を生み出す仕掛けを作るために、つまり、人を集めてそれを組織化することに、最初にエネルギーを投入するわけです。

これが、飛行機の離陸で言うところの滑走路を走っている時間です。

ところが、この飛行機の機体はあるところでポーン!と空へと向かって飛び立つ瞬間がやってきます。

MLM(ネットワークビジネス)においてもこの空に飛び立つ瞬間はやってきます。

お金を生み出す仕掛けが十分に機能して、そのことにかかる手間がまさにあなたの手を離れる瞬間です。

その先は一度作り上げた「人の繋がり」という資産があなたに代わって収入を生み出してくれる、ということになります。

 

どんなビジネスでも言えることですが、権利収入(不労所得)をイメージする時、私たちはどうしてもこの滑走路を走っている時間がずっと続いていく、と考えがちです。

しかし、それは、私たちがかねて身に染みてよく知っている労働の世界から眺める収入のイメージです。

正しい権利収入(不労所得)の狙いを持ったビジネスでは、滑走路を走って稼ぐことは本来の目的ではありません。

滑走路を走る時間というのは、実は一時期の間に過ぎず、なす術を見失う人の多くがこの途中で権利収入(不労所得)を目指すことをあきらめてしまうのです。

したがって、ビジネスの実践の現場では、「パイプライン作りがいったい何を指しているのか?」を的確にとらえる洞察力が大切になってきます。

ここを走り終えて一度飛行機が空に飛び立ってしまえば、後は、私たちの誰もが「自分が働くから収入が得られる」労働の世界を超えてついに「資産が働くから収入が得られる」権利収入(不労所得)の世界へと入っていきます。

 

MLM(ネットワークビジネス)の稼ぎ方の醍醐味は先の図2の上に向かって飛翔するカーブにある、ということ。

MLM(ネットワークビジネス)の権利収入(不労所得)に興味をもつ人は、ぜひこのイメージを頭に描いておくと役に立つはずです。

 

最後に、権利収入(不労所得)のことで参考になりそうな話を、3点書いておきます。

 

Q&A1 : 権利収入( 不労所得)に確定申告は必要?

サラリーマンやアルバイトで働いている人の多くは、毎年、12月になると、会社(企業)で年末調整をしてもらえると思います。

ただし、会社(企業)でもらえる給料以外にも収入がある人は、場合によっては、それとは別に確定申告が必要になってきます。

他にも、雇い主を持たずに個人で活動している人たちは、皆、毎年、確定申告をしているはずです。

では、権利収入(不労所得)を得る場合も、確定申告が必要なのでしょうか?

この場合、一概には言えませんが、基本的に権利収入(不労所得)も確定申告が必要だと思っておいて下さい。

厳密にいうと、権利収入(不労所得)の中でも年金や保険の場合には確定申告が不要な場合もあります。

また、権利収入(不労所得)に分類すべきかどうかは難しいところですが、不労所得という意味では、宝くじやギャンブルで大儲けする時のことも考えておきましょうか。

 

この場合、宝くじは非課税ですが、競馬、競輪、競艇などのギャンブルは課税対象です。

 

この記事を読む人の多くは、株や不動産、印税収入、MLM(ネットワークビジネス)などに興味を持つ人が多いと思います。

これらは、すべて課税対象です。

なので、権利収入(不労所得)は確定申告が必要だと思っておいて下さい。

ただし、年間の収入が二十万円以下の場合は非課税となります。

この場合、確定申告は不要です。

 

Q&A2 : 権利収入(不労所得)も副業になってしまうの?

「今、勤めている会社(企業)では副業を禁止しているんだけれど、そういう場合、権利収入(不労所得)なんてもらったらまずいのかなあ・・・」

そんなことが疑問になっている人も多いと思います。

ただし、これは、ちょっとややこしい問題です。

というのも、法律のことだけを考えるのであれば、実は、本来、副業を禁止すること自体が憲法22条の職業選択の自由に違反しているんです。

したがって、仮に、会社(企業)が就業規則などで副業を禁止していたとしても、職業選択の自由に矛盾するその決まりの方に問題がある、とみなされてしまいます。

また、近年、副業は将来設計の選択肢のひとつとして広く一般的な理解が得られてきており、本業もしっかりとこなしてさえいれば、仮に、何らかのトラブルがあったとしても、まず、法的にペナルティーを受けることはありません。

とはいえ、やはり、会社(企業)との間で特に人間関係のトラブルに発展することはあまり気持ちのいいものではないことも確かです。

副業をやっていることがバレると、会社(企業)での居心地は悪くなってしまいますもんね。

そういう意味で、なかなか一歩が踏み出せない、という人も実際には多いのではないでしょうか。

 

ちなみに、個人的な経験で言わせてもらうと、筆者は副業歴を八年やっていたことがありますが、意外にバレないものです。

他に副業をやっている筆者の友人も、住民税が上がってしまった時なんかに、「ちょっと買っていた株が上がってしまって」なんて言い訳でごまかしていました。

いちおう、勤めていた会社(企業)の就業規則には、「他の会社(企業)の業務に携わる行為の禁止」と書いてありました。

でも、この条文だと、権利収入(不労所得)を得る活動を禁止しているかどうか、は明白ではなさそうです。

一般的には、本業の勤務態度が真面目でさえあれば、副業が問題になるケースは少ないようです。

副業の禁止自体が憲法に違反している手前、会社(企業)側としても問題が発覚したり、トラブルになったり、といったことは避けたい面もあるでしょう。

それと、念のために書いておきますが、公務員の人は絶対に副業は禁止です。

公務員の人が権利収入(不労所得)を目指すなら、もう、退職するか、転職するか、です。

 

Q&A3 : 住民税の変化を会社(企業)にバレないようにするには?

SNSなど、インターネット(オンライン)上の活動はいくらでも匿名ですることができますが、上にも書いたとおり、住民税については、上がっていることをごまかす必要が出てきます。

そこで、適当にごまかすのが苦手な人もいるかと思いますので、副業や権利収入(不労所得)にかかる住民税と会社(企業)の給料にかかる住民税とを切り離すための正しい手続きについても紹介しておきます。

しっかりと手続きをすれば、住民税の増加は会社(企業)から完全にバレなくすることはできます。

実は住民税の納付方法には「普通徴収」と「特別徴収」の2種類があります。

普通徴収とは、納付書を使って直接納付する方法です。

これに対して、特別徴収は、給料天引きなどの方法で納付する方法です。

個人・法人を問わず、ほとんどの市町村で、事業主には住民税の特別徴収が義務付けられています。

真っ当な理由なく特別徴収が免除されることはありません。

また、理由がある場合も、事業主は「個人住民税の普通徴収への切替理由書」という書類を提出しなければなりません。

このため、ほとんどの会社員の人は、特別徴収で住民税を納めています。

そのせいで副業や権利収入で収入が発生してしまうと、住民税が上がり、結果的に会社(企業)にバレてしまう、というケースがあるのです。

しかし、会社員の人でも、確定申告の際に所定の手続きを踏めば普通徴収に切り替えることができます。

そうすれば、住民税が給料から天引きされることがなくなるため、会社(企業)に住民税の額を知られることもなくなります。

手続き自体もいたって簡単です。事業主側から特別徴収を止めるのは難しいですが、従業者側から止めるのは簡単です。

確定申告の際、まずは「住民税に関する事項」のところを確認してください。

上から見て、扶養親族を記入する欄のすぐ下に「給与・公的年金等に係る所得以外の所得に係る住民税の徴収方法」のところに「給与から差引き」と「自分で納付」の2つの選択肢がありますので、「自分で納付」に〇を付けてください。

手続きはこれだけです。

 

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