ネットワークビジネスのシャクリーって?気になる報酬プランは?

 

シャクリー(Shaklee)という会社(企業)を知っていますか?

シャクリーは、1956年に創業されたMLM(ネットワークビジネス)会社(企業)で、1975年に日本にも進出しており、非常に歴史の長い会社(企業)です。

さて、シャクリーはどのような会社(企業)なのでしょうか。

これから、シャクリーの製品やビジネス、報酬プラン、インターネット(オンライン)集客ができるかどうか、などについて詳しく説明します。

 

 

シャクリーってどんな会社(企業)?

 

会社名:シャクリー・グローバル・グループ株式会社

所在地:アメリカ合衆国 カリフォルニア州 プレザントン

設立年:1956年

事業内容:栄養補助食品、パーソナルケア製品(化粧品等)、ホームケア製品の製造及び販売

進出国: アメリカ、カナダ、日本、中国、台湾、マレーシア、インドネシア

創業者:フォレスト C. シャクリー

CEO:ロジャー・バーネット

 

シャクリーは、1956年にアメリカのカリフォニア州 オークランドで創業されました。

創業してから60年以上経過した、非常に長い歴史を持つMLM(ネットワークビジネス)会社(企業)です。

シャクリーは、買収など紆余曲折があり、現在のカリフォルニア州プレザントンに本社を移転しています。

現在シャクリーは、アメリカ、カナダ、日本、中国、台湾、マレーシア、インドネシアの7か国に進出しています。

以前、メキシコにも進出していましたが、2018年11月にメキシコから撤退しています。

売上高は、アジア地域の売上減少が大きく影響し、右肩下がりで減少しています。

 

“売上高”

2016年:746億円

2017年:547億円

2018年:521億円

2019年:456億円

 

シャクリーは、JASDAQに上場していた会社(企業)でしたが、上場維持に伴うコストが利益を圧迫していることなどから、2019年に上場廃止しています。

シャクリーの創業者は、フォレスト C. シャクリー氏です。

 

 

シャクリー氏は、1894年に生誕し、幼少期から病弱であったため、健康に対して強い関心を持っており、栄養医学の研究に携わっていたようです。

健康は日々の栄養バランスが重要だと考え、1956年にシャクリー・グローバル・グループの前身である“シャクリー・プロダクツ・カンパニー”を設立しました。

その後、シャクリーは2004年に現CEOであるロジャー・バーネット氏に買収され、バーネット氏は2004年から現在までCEOを務めています。

バーネット氏は、“Wolfson family”と呼ばれる世界有数の財団の一族として知られています。

シャクリーは、売上が減少しているものの、非常に大きな後ろ盾に守られており、バーネット氏がCEOに就任している限り倒産の可能性は低いと考えられます。

 

日本シャクリーって?

 

会社名:日本シャクリー株式会社

所在地:〒163-0221 東京都 新宿区 西新宿 2‐6‐1 新宿住友ビル21階

設立年:1975年5月

事業内容:栄養補助食品、パーソナルケア製品(化粧品等)、ホームケア製品の製造及び販売

代表取締役執行役員社長:高杉 茂男

 

日本シャクリーのホームページ

 

日本シャクリーは、シャクリーの日本支社として、1975年に創立されました。

代表取締役執行役員社長は、高杉 茂男氏です。

高杉氏は、2009年から2013年まで、日本シャクリーの営業本部長、執行役営業本部長を務めており、2018年1月から現職に就任しました。

高杉氏は、2013年にメラルーカ・オブ・ジャパン・インクの営業担当副社長、2015年にアリックス・ジャパンのゼネラルマネジャーに就任しています。

高杉氏は、破竹の勢いで成長しているアリックスの成長基盤を整えた手腕を買われ、シャクリーに復帰したようです。

シャクリーは、東京以外にも、北海道(札幌)、宮城(仙台)、群馬(前橋)、千葉(柏)、神奈川(横浜)、大阪(大阪)、愛媛(松山)、福岡(福岡)、沖縄(那覇)に日本支社を設けています。

また、新宿と町田の小田急百貨店にもシャクリーの直営店舗を出店しています。

 

シャクリーの会社(企業)理念って?

創業者であるシャクリー氏は、哲学者としての一面もあり、シャクリーの会社(企業)理念もその影響を受けて哲学的です。

思想家として著名なエルバート・ハバードや発明王として知られたトーマス・エジソンとも交流があったようで、シャクリーの企業理念の基となったとも言われています。

シャクリーの会社(企業)理念は、以下の通りです。

 

①自然との調和

“自然の力を生かす”

 

②ゴールデンルール

“自分が人からして欲しいと思うことを他の人にしてあげる“

 

③ソートマンシップ

“人の思いは、その人の雰囲気となり

人の思いは、その人の行動となり

人の思いは、その人の人となりをなす“

 

シャクリーは社会貢献活動に積極的!

シャクリーは、“人々だけでなく、地球を健康にする活動も企業の使命”と考えており、環境保護活動や社会貢献活動を積極的におこなっています。

シャクリーは、CO2排出ゼロを目指した生産システムや製品開発を実践しているとして、世界初の“Climate Neutral®”会社(企業)に認定されています。

また、地球温暖化への意識を高める活動として、植樹活動“A Million Trees. A Million Dreams”を実施しており、北米に100万本の植林をおこなったようです。

これらの環境保護に対する企業活動が評価され、様々な賞を授与しています。

 

“環境保護に関する受賞歴”

・グリーンチップ賞(米国ファミリーサークル誌)

・環境保護ビジネス・リーダー賞(アースデー)

・環境保護賞(米国環境保護庁)

・環境スチュワードシップ賞(ソーシャル・アカウンタビリティー・インターナショナル)

・IntegriTREE賞(ニュー リーフ ペーパー社)

 

シャクリーは、自然災害への支援のため “シャクリーケア”と呼ばれる非営利団体を発足しています。

シャクリーケアは、災害発生時に、食品やホームケア製品などの物資支援や募金活動、寄付金付製品の販売、ボランティア活動などを展開しており、2011年に発生した東日本大震災に対しても支援をおこなったようです。

 

会社(企業)のポイント!

・シャクリーは、1956年に創業された歴史の長いMLM(ネットワークビジネス)会社(企業)であり、日本シャクリーも、1975年に創立され、現在45周年を迎えている。

・売上高は右肩下がりで減少している。

・日本シャクリー代表である高杉氏は、前職でアリックス・ジャパンのゼネラルマネジャーに就任しており、アリックスの成長基盤を整えた手腕を買われ、2018年から現職に就任した。

・シャクリーは、社会貢献活動に積極的である。

 

シャクリーは、非常に歴史が長く、企業姿勢も優れた会社(企業)だと感じます。

しかし、売上高は減少の一途をたどっています。

日本においても、新規会員数は2014年から減少しており、業務改善を図る戦略が求められていました。

アリックスの成長に対して手腕を発揮した高杉氏は、就任後すぐにビジネスのシステム変更や新規インセンティブの導入など刷新しており、今後どのようにしてシャクリーを復活させるのか注目です。

 

シャクリーの製品って?

シャクリーは、栄養補助食品、パーソナルケア製品、ホームケア製品を取り扱っており、以下に示す考えに基づいて製品開発をおこなっています。

 

“ALWAYS SAFE 安全を極める”

 

“ALWAYS WORKS 機能を追求する”

 

“ALWAYS GREEN 自然を守る”

 

シャクリーの製品は、自然由来の成分を使用しており、遺伝子組み換え原料は使用していません。

使用原料に対する品質試験や安全性研究も積極的に実施しています。

また、栄養補助食品は合成着色料と合成保存料、パーソナルケア製品は石油系合成色素と鉱物油を使用していません。

さらに、倫理的観点から動物試験を実施しないことを明言しています。

シャクリーは、製品の研究開発のため、1971年に“フォレスト C. シャクリーリサーチセンター”を開設し、論文化や特許化を通じた自社製品の優位性の発信をおこなっています。

シャクリーは、カリフォルニア大学等との共同研究も積極的におこなっており、自社のサプリメントの摂取による健康への影響について、大規模臨床試験も実施しています。

 

 

シャクリーは、自社工場を開設しており、静岡県富士宮市にある“シャクリー工業日本”で自社製品の製造をおこなっています。

シャクリー工業日本は、健康補助食品GMP認証を取得しています(健康補助食品GMPとは、医薬品の製造および品質管理に関する基準(Good Manufacturing Practice)を食品製造においても導入し、より厳格な品質管理をおこなう基準のこと)。

シャクリーのサプリメントは、プロアスリートからも高く評価されており、オリンピックメダリストもシャクリーのサプリメントを愛用しており、日本のトライアスロン選手である上田藍選手も利用しています。

また、シャクリーは、アメリカ航空宇宙局(NASA)への製品提供もおこなっており、NASAの宇宙飛行士であるマーク・E・ケリー氏やスコット・ケリー氏も、スペースシャトルの搭乗時にシャクリーのサプリメントを利用したとのことです。

プロアスリートやNASAが採用していることからも、シャクリー製品の品質は非常に高いと考えられます。

 

シャクリーのお勧めの製品って?

シャクリーの看板製品は、“インスタントプロテイン”です。

 

 

インスタントプロテインは、日本初のプロテインサプリメントとして創業当時から販売されている製品で、レギュラー・バニラ・ココア・ピーカン・ピーチ・コーヒーの6種類のフレーバーがあります。

シャクリーで購入する場合、参考小売価格が8,020円(税込)、会員価格が5,730円(税込)です。

ただし、楽天市場やアマゾン、ヤフーショッピング、メルカリなどでも販売されており、5,000円~6,500円の価格で購入できます。

インスタントプロテインは、大豆を主原料としたサプリメントで、アミノ酸バランスが優れている点が強みの1つです(アミノ酸スコアは、最高値の100)。

また、タンパク質の生体利用率を向上させるため、タンパク質、糖質及びビタミン・ミネラルの配合割合も工夫しています。

インスタントプロテインは、特に女性層から支持を集めており、“乾燥肌が治った”、“ダイエットによかった”、“ニキビが治った”など、美容関連の口コミが目立ちます。

シャクリーでは、インスタントプロテインの他、“ゲット クリーン ベイシック エイチ ツー”と呼ばれる家庭用洗剤が、経済産業省公表の新型コロナウイルス対策に有効な界面活性剤として選ばれ、今注目されています。

 

 

製品のポイント!

・シャクリーのサプリメントは、自社工場で製造しており、プロアスリートやNASAが利用していることからも、製品品質は高いと考えられる。

・シャクリーの看板製品は、“インスタントプロテイン”。

・新型コロナウイルスに対して有効であるとして、“ゲット クリーン ベイシック エイチ ツー”が注目されている。

 

シャクリーのビジネスって?

シャクリーには、2種類の会員が存在します。

1つ目が、“シャクリー メンバー”(以下、メンバーと表記)です。

メンバーは、いわゆる愛用者です。

メンバーは、参考小売価格の約70%の会員価格(SN価格)で製品を購入することができ、再販売の権利を有しており、販売差益を得ることができます。

ただし、ホームページの開設、インターネットを利用した販売及び、オークション等への出品は認められていません。

2つ目が、“シャクリー インディペンデント ディストリビューター”(以下、DSと表記)です。

DSは、MLM(ネットワークビジネス)をおこなうことができる、いわゆるビジネス会員です。

また、メンバーと同様に、参考小売価格の約70%の会員価格(SN価格)で製品を購入することができ、再販権を有しています。

シャクリーの会員登録は、20歳以上であれば登録が可能です(ただし、学生は不可)。

 

ビジネスにかかる費用は?

DSとして登録するためには、以下に示す初期費用を支払う必要があります。

 

①登録料:2,200円(税込)

 

②初回製品購入:(会員価格で)10,000円以上

 

初期費用として12,200円を支払うことでビジネスをおこなうことができ、毎月の定期購入は義務付けられていません。

ただし、シャクリーの報酬プランは、“ブレイクアウェイ方式”を採用しています。

シャクリーの報酬プランについては後述しますが、毎月の購入額が自身やグループのボーナス額に反映されるため、毎月の製品購入が求められます。

 

シャクリーのタイトルについて

DSは、一定の条件を満たすことで、“スーパーバイザー”のタイトルを得ることができます。

スーパーバイザーの資格を有することで、受取可能な報酬プランが拡大します。

スーパーバイザーの資格取得条件は、以下の通りです。

 

 

インディペンデント ディストリビューターが連続する3ヵ月間、図に示すパーソナルグループのボーナスバリュー(BV)の販売実績を満たすことで、スーパーバイザーの資格を得ることができます。

ここで記載した“パーソナルグループ”と“BV”について説明します。

パーソナルグループとは、あなた自身を含む、自身が紹介したメンバーやDS、紹介したDSが構築したグループ全体の組織を指しています。

ボーナスバリュー(BV)とは、各製品に設定されたシャクリー独自のポイントで、ボーナス算出時に適用される値です。

BVの付与率は製品毎に異なっていますが、会員価格に対して約90%に設定されています(1BV=0.9円)。

また、ボーナス換算時は、“1BV=1円”で計算されます。

スーパーバイザーの資格を取得するためには、1か月目に20万BV以上(20万÷0.9円=約22.2万円以上)、2か月目に25万BV以上(25万÷0.9円=約27.8万円以上)、3か月目に35万BV以上(35万÷0.9円=38.9万円以上)の販売実績が各月で必要となります。

ただし、スーパーバイザーの資格は毎年査定され、1年間のパーソナルグループの販売実績に基づき、シャクリーが定める基準を満たさない場合、ス-パーバイザーの資格が剥奪されます。

基準は、1年平均パーソナルグループBV実績が35万BV以上(38.9万円以上)に設定されています。

また、スーパーバイザーは、シャクリーが規定する条件を満たすことで、名誉称号に昇格することができ、ボーナスの還元率の増加及び、受取可能な報酬プランの拡大が見込めます。
名誉称号名と所得条件を以下に示します。

 

 

図に示した“ファーストレベルスーパーバイザー”とは、自身のパーソナルグループ内のDSでスーパーバイザーとして独立したダウンを指します。

同様に、そのダウンラインに繋がるスーパーバイザーを“セカンドレベルスーパーバイザー”、“サードレベルスーパーバイザー”と言います。

例えば、“ジュニアコーディネーター”に昇格するためには、ファーストレベルスーパーバイザーが2人必要です。

また、“シニアコーディネータ” に昇格するためには、ファーストレベルスーパーバイザーが4人、ファーストレベルスーパーバイザーからサードレベルスーパーバイザーが2人、合計6人が必要です。

 

ビジネスのポイント!

・インディペンデント ディストリビューター(DS)として登録するためには、初期登録費用として、12,200円を支払う必要がある。

・DSは、一定の条件を満たすことで、“スーパーバイザー”のタイトルを得ることが可能。スーパーバイザーになることで、受取可能な報酬プランが拡大する。

・スーパーバイザーは、一定の条件を満たすことで昇格することが可能。名誉称号を得ることで、ボーナスの還元率の上昇と受取可能な報酬プランの拡大が見込める。

 

現在シャクリーは、初期費用12,200円を支払うことでビジネスを開始することができます。

以前は、ビジネスを開始するためにより高額な負担が必要でしたが、2019年3月以降からより安価に会員登録が可能なシステムに変更しました。

シャクリーは、2014年以降、新規の会員登録者数が減少しており、業績改善を図る目的で現システムに変更したようです。

 

シャクリーの報酬プランって?

ここから、シャクリーの報酬プランについて紹介します。

シャクリーは、前述した通り、ブレイクアウェイ式の報酬プランを採用しており、組織を順調に拡大さえできればボーナス額が大きく伸張する可能性を秘めています。

報酬プランは、以下に示す6つから成ります。

 

“グループボーナス”

“ファンデーションボーナス”

“ランクボーナス”

“昇格ボーナス”

“育成ボーナス”

“継続ボーナス”

 

特に、グループボーナス、ファンデーションボーナス及びランクボーナスの3つが、シャクリーの報酬プランの核となります。

特に、ファンデーションボーナスとランクボーナスは、一定以上のタイトルを有することで支払われるボーナスで、シャクリーで稼ぎたいと考えた場合外せない報酬プランです。

また、昇格ボーナス、育成ボーナス及び継続ボーナスは、達成条件を満たした際に支払われる一過的な報酬プランです。

それでは、各報酬プランの詳細を説明します。

 

グループボーナス

 

 

グループボーナスは、パーソナルグループの月間BV実績に基づいて算出されたBVに応じて、表に示す率で支払われるボーナスです。

グループボーナスの計算はDSの登録が完了した日以降のBV実績に基づいて計算されます。

自身の月間BV実績が、2.5万BV以上(約28,000円)となることで、ボーナスの受取が可能です。

ボーナスの受取例を以下に示します。

 

 

例えば、Aさん(自身)がBさんとCさん2名のDSを紹介し、さらに、BさんがDさんを紹介するとします。

それぞれの個人の月間BV実績が、自身が15万BV、Bさんが7万BV、Cさんが2万BV、Dさんが3万BVと仮定します。

自身のボーナス額は、グループ全体から下の会員のボーナス額を差し引くことで算出することができます。

Dさんは、3万BV×6%=1,800円をグループボーナスとして受給できます。

Cさんは、月間BV実績が2.5万BV未満のためグループボーナスを受給できません。

Bさんは、10万BV(自己BV+DさんBV)×12%=12,000円から、Dさんのグループボーナス1,800円を引いた10,200円をボーナスとして受給できます。

そして、自身は、27万BV(自己BV+BさんBV+CさんBV+DさんBV)×20%=54,000円から、BさんとDさんのグループボーナス12,000円を引いた42,000円をボーナスとして受給できます。

 

ファンデーションボーナス

 

 

ファンデーションボーナスは、構築したスーパーバイザーの組織(ファンデーション)のBV実績に、表に示す基準を適用して支払われるボーナスです。

ファンデーションボーナスは、スーパーバイザー以上のタイトルを有することで、得ることができます。

さらに、コーディネーター以上のタイトルを獲得することで、ボーナスの還元率が上昇します。

例えば、あなた自身がスーパーバイザーの資格を有しており、各レベルのBV実績が、ファーストレベルスーパーバイザーが100万BV、セカンドレベルスーパーバイザーが80万BV、サードレベルスーパーバイザーBVが60万BV、フォースレベルスーパーバイザーが40万BVと仮定します。

自身の受給ボーナス額を算出すると、ファンデーションボーナスは約10万円となります。

自身がコーディネーターの場合、ファンデーションボーナスは14万円に上昇します。

 

 

ランクボーナス

ランクボーナスは、ジュニアコーディネーター以上のタイトルを獲得することで支払われるボーナスです。

ジュニアコーディネーターに昇格することで、3ヵ月毎に5万円をボーナスとして受給できます。

このボーナスを受給するためには、以下の条件を達成する必要があります。

 

“ジュニアコーディネーターのボーナス取得条件”

①自身のパーソナルグループBVが、3ヵ月平均実績で35万以上

②ファーストレベルスーパーバイザー2名のパーソナルグループBVが、3ヵ月平均実績で35万以上

 

また、コーディネーター以上のタイトルに昇格することで、毎月10万円もしくは、パーソナルグループBV実績の3%をボーナスとして受給できます(注:どちらか一方のみ受給可能)。

このボーナスを受給するためには、以下の条件を達成する必要があります。

 

“コーディネーターとして、毎月10万円を受給する条件”

①自身のパーソナルグループBVが、6ヵ月平均実績で60万以上

②6ヵ月平均実績のパーソナルグループBVが、35万以上であるファーストレベルスーパーバイザーを3名以上有すること

 

“コーディネーターとして、パーソナルグループBV実績の3%を受給する条件”

①自身が35万BV以上を達成

②“コーディネーターとして、毎月10万円を受給する条件に記載の内容を満たさないこと

 

昇格ボーナス

昇格ボーナスは、スーパーバイザーに昇格したい際に支払われるボーナスです。

受取条件は、スーパーバイザーに昇格し、平均パーソナルグループBV実績が、昇格月から3ヵ月間で35万以上を達成していることです。

このボーナスは、50,000円を受給できます。

 

育成ボーナス

育成ボーナスは、新たなスーパーバイザーを育成した際に支払われるボーナスです。

受取条件は、昇格ボーナスが適用される新たなスーパーバイザーを育成し、自身の3ヵ月間平均パーソナルグループBV実績が、35万以上を達成していることです。

このボーナスは、都度100,000円を受給できます。

 

継続ボーナス

継続ボーナスは、スーパーバイザーを継続することで支払われるボーナスです。

このボーナスは、スーパーバイザーに昇格後、資格継続5年毎に50,000円を受給できます。

 

報酬プランのポイント!

・シャクリーの報酬プランは、ブレイクアウェイ式を採用しており、6個の報酬ブランから構成される。

・グループボーナス、ファンデーションボーナス及びランクボーナスの3つが、シャクリーの報酬プランの核となる。

・昇格ボーナス、育成ボーナス及び継続ボーナスは、達成条件を満たした際に支払われる一過的な報酬プランである。

 

シャクリーは稼げるの?

シャクリーの報酬プランとして採用されているブレイクアウェイは、MLM(ネットワークビジネス)で最初に生まれた報酬プランです。

ブレイクアウェイの特徴は、組織が拡大し売上が大きくなり、一定の基準を満たす活躍をする会員が現れると、その会員の組織が新たな組織として独立(ブレイクアウェイ)する点です。

ブレイクアウェイは、独立組織が増えると一時的にその影響によって報酬額が減少しますが、独立会員数を増やすにつれ、“育成保障”と呼ばれる報酬が発生するため、大きく稼ぐことができます。

シャクリーでは、ファンデーションボーナスやランクボーナスが育成保障にあたる報酬プランです。

ブレイクアウェイは、リーダー格のダウンライン多く輩出することで報酬も跳ね上がることから、稼ぐことだけを見れば期待値の高い報酬プランです。

ただし、ブレイクアウェイの報酬プランで稼ぐことのできる人は、大きな組織を構築できる(=多くの人を勧誘することのできる)一握りの人です。

少人数の組織を作ることから始める大多数の初心者は、非常にハードルの高い報酬プランであると言えます。

例えば、シャクリーで稼ぐためにはスーパーバイザーのタイトル獲得が最低条件です。

スーパーバイザーの資格を取得するためには、1か月目に20万BV以上(20万÷0.9円=約22.2万円以上)、2か月目に25万BV以上(25万÷0.9円=約27.8万円以上)、3か月目に35万BV以上(35万÷0.9円=38.9万円以上)の販売実績が各月で必要となります。

一人あたり10,000円分ずつ毎月購入すると仮定すると、スーパーバイザーのタイトルを取得するためには、1か月目に23人、2か月目に28人、3か月目に39人の組織を構築する必要があります。

シャクリーは、毎月の購入額が規定されていないため、一人あたりの毎月購入額を増やすことで、より少ない人数の組織でスーパーバイザーのタイトルを取得することも可能です。
その場合、自分の許容範囲以上の不必要な買い込みをしてしまい、月々の負担に苦しむパターンも可能性として考えられるため注意が必要です。

さらに、スーパーバイザーの資格は、期間限定である点も認識しておく必要があります。

スーパーバイザーの資格維持は、1年平均のパーソナルグループBV実績が35万BV以上(38.9万円以上)という条件を達成し続けなければいけません。

シャクリーのビジネスに対してMLM(ネットワークビジネス)初心者が手を出す場合、勧誘人数、金銭的負担及び資格維持を常に考慮する必要があり、覚悟を持って取り組む必要があると言えます。

 

稼ぎやすい?

・スーパーバイザーの資格を達成、維持することがシャクリーで稼ぐ最低条件。

・シャクリーで稼ぐためには、ブレイクアウェイのメリットとデメリットを正確に認識し、相応の覚悟を持ってビジネスをおこなう必要がある。

 

シャクリーでインターネット(オンライン)集客はできるの?

シャクリーはインターネット(オンライン)集客ができません。

シャクリーは、日本のMLM(ネットワークビジネス)会社(企業)の中でも古参に位置付けられます。

そのため、コンプライアンスに対する意識は非常に高く、日本で定められたガイドラインに沿って勧誘活動をおこなうよう規定しています。

シャクリーが定める禁止行為について、下記に示します。

 

“承諾を得ていない相手に対し、シャクリービジネスの広告宣伝活動や会員登録を目的とした勧誘行為等をおこなうこと。”

“インターネット(個人のホームページ、ソーシャルネットワーキング等)での、製品の販売行為、連鎖販売取引の勧誘行為をおこなうこと。”

 

インターネット(オンライン)集客ができない点をデメリット、と捉えることもできますが、コンプライアンスを遵守している会社(企業)という点は安心して勧誘をすることができるとも考えられます。

 

インターネット(オンライン)集客はできるの?

・シャクリーはインターネット(オンライン)集客ができない。

・会社(企業)の規定に沿って勧誘することが、会員には求められる。