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ティエンズマル秘体験談!ネットワークビジネスは集客しやすさが大切

 


この記事では、ティエンズ(TIENS)というMLM(ネットワークビジネス)についての筆者の体験談を主にお伝えします

 

 

ティエンズ(TIENS)とは?

ティエンズ(TIENS)は、1995年に中国で創業した会社(企業)です。

この会社(企業)は、医療分野にめっぽう強く、そのことを軸にした巨大なプラットフォームを持っています。

ティエンズ(TIENS)は、今、独自の研究技術により開発した栄養製品やヘルスケアのサービスなどが世界中で注目を集めています。

 

日本でも、TIENS JAPANが2007年からネットワークビジネス(MLM)を展開しています。

日本のMLM(ネットワークビジネス)の会社(企業)の売上高ランキングを見ると、ティエンズは毎年結構いいところにランクインしています。

 

ティエンズ(TIENS)の製品は、サプリメントの他、日常で使うパーソナルケア製品など、種類も豊富で、製品に使う素材は、天然由来の成分に強いこだわりがある点が特徴です。

 

これらの製品は、ティエンズの会員を通して購入したり、ディストリビューター(ビジネス会員)となって会社(企業)から直接購入したりすることで入手できます。

筆者も、過去にティエンズをやっていました。

製品の価格は、決して市場に出回っているものと比べると安くはありません。

ただし、品質がいいのは確かです。

筆者は、個人的にはマウスフラッシュという洗口液が気に入っていました。

市販の他の洗口液とすると、使った時の違和感がなく、重宝しました。

TIENSのホームページで製品の紹介をしていますので、参考までに、以下にURLを示しておきます。

 

TIENSマウスフラッシュ

 

他にも、シャンプーなどは定番の人気製品ですね。

 

ティエンズ(TIENS)の報酬プラン

ティエンズ(TIENS)でビジネスをやる場合、収入を得る道が二通りあります。

 

まずは、会社(企業)から製品を直接卸売価格で購入して小売で販売して利益を得るやり方です。

もうひとつは、他にもビジネスパートナーを探して彼らと一緒に活動することで、販売組織を拡大して報酬を得るやり方です。

 

後の話題にも関連するため、報酬プランについて、先に簡単に伝えておきます。

ティエンズ(TIENS)には、ペイドランクというものがあり、これが報酬に大きく関わってきます。

ペイドランクは、1☆8☆までの8つがあります。

ティエンズ(TIENS)の報酬プランは時代を経て一部改変がなされていっていますが、参考までに、20203月現在、公式サイトに記載のある報酬プランについて、以下に簡単に紹介しておきます。

 

小売利益

ディストリビューターとして会社(企業)から製品を直接卸売価格で購入し、それを小売価格で誰かに販売することで、差額の小売利益が発生します。

 

レベルマッチ ボーナス 

ダウンラインのレベルを最適な深さになるように左右に振り分け、左右同レベルマッチが成立した時に取得できるボーナスです。

 

対象ランク:ペイドランク1☆以上

 

スポンサリング ボーナス

3☆を達成した後、4レベルまでのダウンラインに所属する会員のうちの誰かが3☆に昇格することで取得できるボーナスです。

 

対象ランク:ペイドランク3☆~8☆

 

リーダーシップ ボーナス

3☆を達成した後、ランクに応じてブレイクアウェイダウンラインジェネレーション(世代)の最深10世代までを対象に発生するボーナスです。

 

対象ランク:ペイドランク3☆以上

 

ライフスタイル ボーナス

6☆を達成した後、家や車の購入ローン代金の全額、または一部を会社(企業)が支援してくれます。

これについては、後述します。

 

対象ランク:ペイドランク6☆~8☆

 

8☆プラス ボーナス

8☆以上を達成すると、一定の条件で取得できるボーナスです。

 

対象ランク:ペイドランク8☆以上

 

プレジデンシャルライフスタイルボーナス

ブロンズライオンランク以上を達成した後、一定の条件で半期毎に取得できるボーナスです。

 

対象ランク:ペイドランクブロンズライオン以上

 

インセンティブ プログラム

7☆エリート以上のペイドランクを達成すると提供されます。

 

対象ランク:7☆エリート以上

 

ティエンズ(TIENS)の体験談

本来、ティエンズ(TIENS)のビジネスは、一定の在庫を抱える義務や販売のノルマのようなものはありません。

ホームページにもそのように記載されています。

つまり、自分に合ったペースでやればいいのです。

 

ただ、筆者のティエンズ(TIENS)との関わり方はちょっと違っていて、いわゆる「ティエンズ(TIENS)によくあるパターン」の活動のやり方でした。

これから、体験談をお話しします。

 

ペイドランク☆3からスタート

ティエンズ(TIENS)でビジネスを本格的にやっていく人は、一定以上の報酬が入る資格を得るために、まず、その条件を一気に満たすための買い込みをやることが多いのです。

筆者が誘われた時にアップから言われて乗った話もそうでした。

筆者の場合、登録時に28万円分の製品の購入をして、その後は、毎月1万円分の製品の定期購入をやっていきました。

こうした買い込みはペイドランク☆3を達成するためのものです。

これを達成すると、先にあげた報酬プランのうち、スポンサリングボーナスとリーダーシップボーナスが得られるようになります。

その後は、組織内でブレイクアウェイ(ペイドランク☆3以上)が発生する度に報酬は劇的に増えていくのです。

私が取り組んでいた当時のスポンサリングボーナスとリーダーシップボーナスの内容について簡単に図にしておきますので、よかったら参考にして下さい。

ひょっとしたら、今も同じかもしれません。

 

 

 

ライフスタイルボーナスの魅力

ティエンズ(TIENS)の報酬プランの中にライフスタイルボーナスというものがあります。

ティエンズ(TIENS)でビジネスを始める人の多くは、まずはこのライフスタイルボーナスの獲得を目標にすることをアップから真っ先に勧められます。

 

ライフスタイルボーナスは、8つあるペイドランクのうち6☆3ヶ月連続で達成することで獲得できます。

筆者の所属したグループでは、ひとまず3人の人を勧誘して、それぞれに3☆になってもらい、その後は次々に同じことを繰り返し、まずは、一時的にでもペイドランク6☆を達成することを目標にしていました。

先程、最初の登録で28万円分の製品を購入する、と書きましたが、基本的にこのやり方でまずは紹介者を3人出す、ということをやります。

筆者のグループでは、まずは3人の勧誘をして、その次は5人を目指す、という方針でした。

 

さて、このライフスタイルボーナスは、家や車の購入ローン代金などの全額、または一部をティエンズ(TIENS)が支援する、という大盤振る舞いの内容になっていて、ビジネスを志す初心者がひとまず目指す目標としてはとてもやる気をかき立てられます。

家や車のローンといったら、まあ、サラリーマン家庭にとっては生活費の大部分を占める要素ですからね。

筆者にとっても、とてもありがたい話でした。

これ、最大で毎月15万円までもらえたはずです。

今はどうなんでしょうね。

ペイドランク3☆を達成するとブレイクアウェイが発生してその後の報酬も大きく変わっていきます。

まずは、ここがビジネスの出発点として重要な地点になってくるのは確かに言えるのですが、ライフスタイルボーナスはなかなか簡単には達成できません。

しかも、ライフスタイルボーナスを貰い続けるには、ボーナスの条件となっている成績をその後もずっと維持し続けなければなりません。

したがって、基本的に、ティエンズ(TIENS)で大きく成功していくには、新規会員になる人を次々に勧誘していくことも大切なのですが、同時に、自らもある程度買い込みを続けていくことが重要になってきます。

これが結構大変なんですね。

 

ロレックスの意義

また、ティエンズ(TIENS)の会員間では、このライフスタイルボーナスを達成した暁にはロレックスという有名な高級時計を買って身につける、ということをよくやっています。

私もアップから勧められて、ちょっと無理をして買いました。

会社(企業)の規定というわけではないんですが、ともかく会員間ではこのロレックスの購入が伝統行事のようなものになっています。

 

 

ロレックスに何の狙いがあるのか、というと、自分がある程度ビジネスで上手くいっている、ということを身だしなみで演出する、ということです。

MLM(ネットワークビジネス)は、勧誘する時に人と会って対面で話をします。

その時に、高いアクセサリーを腕に身につけていれば、それが相手の目につきやすく、しかも、高級感が伝わりやすい、というわけです。

トップクラスのリーダーたちが自分がたくさん稼いでいることを人に伝えるために通帳や報酬明細を露骨に差し出して見せるような勧誘手法は今もあるようですが、これは、法律で禁止事項になっています。

ロレックスも趣旨は同じなんですが、こちらはちょっと捻った変形パターンで、単に人目につきやすいアクセサリーを身につけているだけですから、違法ではないはずです。

ただ、このロレックスの費用も馬鹿になりません。

ライフスタイルボーナスの条件を達成する、といっても、まだまだその時点では収入は不安定ですからね。

冷静になってみると、なぜか家計のローンが新たに一個また増えているような気がするわけです(笑)

あれ、おかしいな、と(泣)

 

ただし、筆者は、このロレックスを身につけた時は悪い気分ではありませんでした。

こうした高級アクセサリーを身につけていれば、まずはここまでやってこれたな、という達成感を確認もしやすく、誇りのようなものも生まれます。

その上を目指してまた頑張るぞ、という気持ちにもなります。

ただ、筆者の場合、その後、ティエンズ(TIENS)を辞めるきっかけはあっという間にやってきました。

 

ティエンズを辞めたきっかけ

それは、昔の職場の同僚を勧誘した時のことです。

MLM(ネットワークビジネス)のことも何かと詳しく関心の高い友人でしたから、ひとまず話を聞いてくれる、と言ってくれた時は、嬉しくてたまりませんでした。

人脈的にもかなり頼りになる人間でしたので、期待に胸が膨らみました。

もちろん、勧誘できる自信もあったのです。

ところが、実際に会ってみてひととおり話を聞き終えた友人がぽつりと言った一言は、意外なものでした。

 

「これじゃ、仮に自分が人を誘えても、他の人が同じようにできる保証がまったくない」

 

これを聞いた時、筆者の中の何かが音を立てて崩れていくのを感じました。

確かにそうだ、と思ったのです。

友人が放った一言は、平たく言えば、

 

「これ、普通、ほとんどの人はやれるのか?」

 

って話です。

筆者も結構頑張り屋な方で、副業としてやっていたとはいえ、かなりの時間をMLM(ネットワークビジネス)につぎ込んでいました。

筆者は、本業は都内でサラリーマンをやっていますが、ほとんど職場の残業もなく、休憩時間以外も隙があればスマートフォンで細かい連絡や作業などをこなし、当時、その熱の入れようは半端じゃありませんでした。

副業に対しては妻の理解はあまり得られませんでしたが(笑)、ある意味では放任してもらっていて、毎月の出費の限度をここまで、と約束した上で、それ以上は口出しをしてこなかったことも、今思うと感謝しきれないほどありがたい話でした。

ロレックスを買った時は、学生の頃からコツコツと貯め込んでいた蓄えをほとんど全部崩し、残りの分はさすがに妻に土下座に近いことをやってローンを組むことの了解を得ましたが、あの時の心境は正気じゃなかった、と今でも自覚しています。

妻はMLM(ネットワークビジネス)のことはあまりよく知らず、そのうち筆者に収入も幾らか入っている様子なのを知って、ひょっとしたら成功するかも、と思ってくれていたのかもしれません。

ただ、最初の目標であるここまでの地位でさえいったいどれだけの人がたどりつけるのか、ということが、友人のたった一言がきっかけで急に冷静に見えてくるようになりました。

実際、筆者の誘った会員の中には、まだ1人の人も誘えずにいる人も多くいました。

多額の初期費用と買い込みのノルマでやっていくビジネス戦は、強者にはやりがいがあります。

ただし、会員のうちのほとんどを占める末端の弱者には一回きりのチャンスさえなかなかやってこないのが現実でした。

 

この時、筆者は、MLM(ネットワークビジネス)を、自分が頑張れば頑張るほど必ず結果に結びつく、と考えてやっていたことにようやく気づいたのです。

筆者は、成績としては、このライフスタイルボーナスの資格を一瞬取ってすぐに失って、といった辺りで停滞していましたが、この友人の言葉をきっかけに、その後、ほどなくしてティエンズ(TIENS)を辞めました。

 

集客のしやすさが大切

ティエンズ(TIENS)のビジネスは、決してノルマなどはなく、やり方次第なところもあるのですが、報酬プランのことを考えるとどうしてもまずはブレイクアウェイのその先のことが頭にちらつきます。

ティエンズ(TIENS)でやる人は、最初に割と大きく買い込む人も多いはずです。

また、それをアップから勧められることも多いと思います。

実際、それで成功する人もいます。

そういう一握りの人も見てきました。

 

でも、筆者の経験からすると、副業でMLM(ネットワークビジネス)を志す大多数の人にはこうしたやり方はあまりお勧めしません。

やはり、初期費用が数万円、あるいは筆者の例のように数十万円という負担を強いるビジネスのやり方は、自分は勇気を持って「えいっ!」と飛び込めばそれで済む話ですが、肝心の人を誘う時のハードルが否応なしに上がっていくのを実感します。

先の友人は、そのことを最初の説明を受けただけでよく見抜いたのでしょう。

また、勧誘活動についても、時が経つにつれ、世間の目が非常に厳しくなっていくのをほとほと感じました。

法律もそうなのですが、それ以外にも、勧誘目的でグループがよく使っていたカフェにいつの間にか「マルチ商法の勧誘の目的での入店はお断り」のような札が貼ってあったりなど、かなり肩身の狭い思いで活動し、日々心が擦り切れていったのを覚えています。

これを読む中に、もし、これからMLM(ネットワークビジネス)をやってみたい、という人がいたら、無理なく続けられる手堅いやり方をしっかり見極めて欲しい気がします。

 

あなたが必死に頑張るMLM(ネットワークビジネス)でなく、たくさんの人が参加しやすい、話を聞いてくれやすい、人を誘いやすいMLM(ネットワークビジネス)がおそらくはスタミナも続き、ハートも折れずに済むでしょう。

 

つたないシェアでしたが、これを読むあなたの参考になれば幸いです。