ネットワークビジネスのゼンノア!酵素の効果は?報酬プランは?
2016年、日米同時プレローンチ!
ネットワークビジネスのゼンノア(Zennoa)。
鳴り物入りで設立された印象のあるゼンノアですが、気づけば設立から既に三年も経過しています。
ここで、一度、製品や報酬プランについてしっかり見ておくことにしましょう。
ゼンノアってどんな会社(企業)?
ゼンノア(Zennoa)は現在、設立から三年目を迎えたばかりのかなり新しい会社(企業)です。
しかし、この会社(企業)は、その他の新興企業とは少し様相が異なります。
それは、この会社(企業)のCEOは、過去にMLM(ネットワークビジネス)の会社(起業)を立ち上げたことがあり、その会社(起業)でも大成功を収めている、という点です。
ゼンノアはそれだけに注目度も高く、大きな期待が寄せられているというわけです。
ゼンノアの創業者ってどんな人?
では、創業者でCEOのジョン・ワズワース氏について書いておきます。
この人は、1996年にモリンダ(MORINDA)というMLM(ネットワークビジネス)の会社(企業)を立ち上げました。
おそらく、ゼンノアよりもこちらの会社(企業)をご存じの人の方が多いのではないでしょうか。
モリンダは、ノニというフルーツを使ったタヒチアンノニジュースという製品を販売しています。
この製品が大ヒットし、その後、二十年間でモリンダはなんと世界30か国に展開していきます。
ノニという一部の地域でしか知られていないフルーツを世界に出した功績から、ジョン・ワズワースをスーパーフードの父なんて呼ぶ人もいるそうです。
こういった珍しい植物や植物由来の成分が突然流行ることってかなり多い気がします。
この手の流行を作り出すビジネスの先駆け的な存在でもあったわけです。
このようにノニジュースで大成功を収めているにも関わらず、2015年にはモリンダの社長を退任します。
そして、翌年に立ち上げたのが、ゼンノアです。
ゼンノアジャパンって?
さて、このゼンノアには、面白い点があります。
多くのMLM(ネットワークビジネス)の会社(企業)は、自国でしっかりと成功を収めてから世界展開をすることがほとんどです。
それに対して、ゼンノアは米国本社の「Zennoa, LLC」と日本法人の「ゼンノアジャパン株式会社」を同時に設立しました。
日本展開に力を入れていることが見て取れます。
それと同時に、日本でのモリンダやノニジュースの知名度の高さに自信があるということの現れでもある、と言えるでしょう。
ゼンノアの製品って?
スーパーフードの父、ジョン・ワズワース氏の作った会社(企業)ですから、当然のことながら、普段あまり食べることのない珍しいもの、それでいて栄養価の高いものを取り入れた製品が中心となります。
ゼンノアの主な製品はノニ!?
さて、ゼンノアの製品を見てみましょう。
他とは違うSRQという製品を除きまして、コアケア、ZEN生酵素、ヌクヒバ、ヌクヒバ(善)、ステリオーラ・・・。
と、ここまで見て、これらにはすべてノニが入っています。
ステリオーラにいたっては歯磨き粉で、歯磨き粉にまでノニ。
結局、ノニ製品を扱うのであれば、モリンダを離れる必要はあったのでしょうか。
ヌクヒバ、ヌクヒバ(善)は完全にノニジュースです。
それだけでは美味しくないノニにたくさんのフルーツを加え飲みやすくした製品です。
それ以外のコアケア、ZEN生酵素について言えば、ノニが入っているというだけではなく、それ以外にも多くの自然由来の成分が使われています。
看板製品であるコアケアは、オメガ1、3、5、6、7、9、11脂肪酸を満遍なく配合した製品です。
ZEN生酵素は、名前のとおり、酵素のたくさん入った製品です。
ノニの効果と評判
そこで、少しノニについて書いておこうと思います。
ノニは、熱帯地方では一般的なフルーツで、年間を通して常に収穫することができます。
日本でも沖縄に生えているようですが、沖縄は亜熱帯なので、通年で収穫できるわけではありません。
ノニの葉や果実は、インドネシアなどの東南アジアでは食用や医薬用として使われてきた歴史があります。
成分としては、イリドイド、ダムナカンタール(アントラキノン類)、アルカロイド類、テルペン類、フラボノイド類、ビタミンC、カリウムなどが多く含まれていることがわかっています。
この中で、注目すべきはイリドイドでしょうか。
高濃度のイリドイドには心臓血管、抗肝毒性、利胆、低血糖、鎮痛、抗炎症、抗変異原性、鎮痙、抗腫瘍、抗ウイルス、免疫調節、下剤など、かなり様々な効果があります。
ノニジュースのイリドイド自体はそこまで高濃度とは言えませんが、ノニをスーパーフードとしてありがたがる論拠はこの辺りにあるようです。
ただし、2019年1月の国立研究開発法人医療基盤・健康・栄養研究所の研究で、「糖尿病によい」「血圧を下げる」「免疫力を上げる」「がんを予防する」「美容や健康に効果がある」などとするには根拠が不十分であるという報告がされています。
あくまで、根拠が不十分であるとしているだけなので、実際にはこれらの効果がある可能性もあります。
今後の研究結果次第では、効果が認められるケースもあるかもしれません。
とは言え、健康食品としてのイメージや評判が先行し過ぎている感じはあるかもしれません。
ノニが初めて販売された20年前に比べ、健康食品業界はかなり発展しました。
現在では、上記のような効果を科学的に証明できる製品も登場しています。
人それぞれだとは思いますが、インターネット(オンライン)で調べればすぐに何でも情報が見つかってしまうこの時代、「効果がある」とはっきり言い切れない製品を人に勧めるのはなかなか容易でない気がします。
ノニの入っていない製品「SRQ」
さて、ノニ以外の製品を見てみましょう。
SRQの目玉となる植物は、コタラヒムブツです。
学名は、サラシアレティキュラータと言います。
日本では学名の「サラシア」の方が有名かもしれません。
インドの伝統医学であるアーユルヴェーダでも使用され続けてきた植物で、糖尿病の初期の特効薬だったようです。
中国の漢方薬に初めとして、伝統医療というのはなかなか馬鹿にできないところがあります。
アーユルヴェーダは日本ではあまり有名ではありませんが、世界の三大伝統医学に数えられ、5,000年もの歴史のある由緒正しいものです。
そして、SRQの主な原料であるコタラヒムブツについては、臨床試験でもしっかりと効果が認められています。
西洋医学の医薬品であるアカルボースと同程度の効果があるようです。
ノニとは違い、こちらはしっかりとした科学的根拠に基づいた製品のようです。
コタラヒムブツは、血糖値の高い人には間違いなくいいです。
これ以外に、コエンザイムQ-10や自然由来の各種アミノ酸(L-アスパラギン酸Na,L-グルタミン,L-アルギニン)が配合されており、総合的に健康の基盤となる体づくりをサポートしてくれる製品です。
会社(企業)のポイント!
・創業者は、モリンダを立ち上げた人。
・米国本社と日本法人を同時に設立。
・モリンダと同じようにノニを使った製品が多数。
ゼンノアのビジネスって?
さて、大体の製品を見たところで、ビジネスとしての側面に目を向けてみましょう。
まずは、費用についてです。
ゼンノアでビジネスを始めるための条件は下の2つです。
①2つのパックのいずれかを購入し、アフィリエイターとして登録する
②最低50CV(税別5,500円)のオートシップコースという定期購入をする
これらの条件を細かく見ていきます。
条件①2つのパックのいずれかの購入
パックと言っても、特殊なものではなく、看板製品のコアケアをまとめ買いするだけです。
ベーシックパック、サクセスパックの2種類があり、それぞれコアケア3個セット、6個セットとなっています。
①ベーシックパック : 22,584円、コアケア3個セット、別途アフィリエイター登録料3,300円が必要
②サクセスパック : 36,840円、コアケア6個セット、アフィリエイター登録料無料
アフィリエイターとしての登録が完了すると、コアケアは1個あたり5500円(税別)で買えるので、かなり割高な印象がありますね。
特にベーシックパックの方は22,584円と3,300円を足すと25,884円です。
さらに3で割ると8,628円なので、コアケア1個あたりの金額は8,628円ですね。
条件②オートシップコースで定期購入
オートシップとは、定期購入を指す言葉です。
ただし、申し込む量によって、後述する報酬プランで受け取ることができるボーナスにかなり差が出てきます。
ゼンノアの製品には金額とは別にコミッションバリュー(CV)というポイントが設定されています。
ゼンノアの製品を金額毎に分類すると、5,500円のものと11,000円のものの2種類があります。
そして、それぞれに50CV、100CVというのポイントが設定されています。
①コアケア 50CV 5,500円(税別)
②SRQ 50CV 5,500円(税別)
③ヌクヒバ 50CV 5,500円(税別)
④ZEN生酵素 50CV 11,000円(税別)
すべてのボーナスを受け取るためには、最低150CVのオートシップコースに登録する必要があります。
現実的にゼンノアで稼いでいくためにはスリーウェイブボーナスを受けるのが一番効率がよく、これは150CVの購入が必須となっているボーナスです。
本当にビジネスとしてやりたいのであれば、150CVのオートシップコースは必須だと言えます。
コアケアでいうと、3個買えばいい、ということですね。
もし、4個以上、もしくは、200CV以上の商品を定期購入したいのであれば、ゼンノアでは複数ポジションが認められているため、2つのポジションに分けて購入した方がボーナスが増えるケースが多いです。
ビジネスのポイント!
・本格的にビジネスをするなら、150CVのオートシップコースの登録がほぼ必須。
ゼンノアの報酬プランって?
ゼンノアにはいくつかのボーナスが設定されています。
上で書いたように、定期購入額によって受け取ることができるボーナスが変わってきますので、ボーナスの取得条件とともに1つずつ紹介していきます。
小売り利益
ゼンノアの商品には小売り希望価格が設定されています。
アフィリエイターとして登録しているとこの価格よりも安くで購入できるため、小売り希望価格で販売することで利益を得ることができます。
①コアケア 7,000円(税別)⇒1,500円の利益
②SRQ 7,000円(税別)⇒1,500円の利益
③ヌクヒバ 7,000円(税別)⇒1,500円の利益
④ZEN生酵素 14,000円(税別)⇒3,000円の利益
これは、あくまで販売利益ですので、定期購入額の影響は受けません。
パーソナルリベート
150CV以上のリピート購入をした場合に、150CVを超えた分のポイントの20%がキャッシュバックされます。
クイックスタートボーナス
これは初回購入時一回きりのボーナスです。
これを受け取るためには、自分が75PV以上の定期購入をしなければなりません。
最低75PVの購入をしていれば、直接紹介の人がアフィリエイターとして登録した際に購入したパックのCVの20%をボーナスとして受け取ることができます。
また、自分が150PV以上の定期購入をしている場合には直接紹介だけでなく、2段目~5段目までの登録者に対してもボーナスを受け取ることができます。
ボーナスの割合については、2段目~3段目については5%、4段目~5段目については4%となっており、直接紹介よりは低めの割合になっています。
購入したパックのCVによって報酬額は変わりますので、ベーシックパックで登録してくれるのか、サクセスパックで登録してくれるのかによって、報酬額が変わってしまいます。
そして、これは一回きりのボーナスですので、これだけでは権利収入を得ているとは言い難いです。
パイプラインボーナス
このボーナスは、自分が登録した以降に登録した世界中の人たちの購入が自分の報酬額に関わってきます。
もちろん、自分で直接紹介していかないともらえないボーナスではありますが、会社(企業)自体が大きくなれば自然に収入が増えるようになっています。
自分の成果以外の部分が反映されるため、初心者の人には割と重要なボーナスだと言えるかもしれません。
ただし、内容は少し複雑です。
しっかりと解説しておくことにします。
取得条件
まず、パイプラインボーナスを受け取るための条件ですが、100CV以上の定期購入が必要となります。
紹介者数
下で詳しく説明しますが、受け取ることができる報酬額はシェア数という値が基準となります。
シェア数の決定には紹介人数が大きくかかわっています。
パイプラインボリューム
上でも書きましたが、このボーナスのもとになるのは自分の紹介による購入でなく、世界中の購入です。
このため、まずは購入のあった製品全体のボリュームを確定する必要があります。
これが、パイプラインボリュームです。
自分が登録した以降に発生したリピート購入全てのCVの合計がパイプラインボリュームということになります。
シェア数
上の方法で計算されたパイプラインボリュームの8%が、パイプラインボーナスを受け取る権利のある人に分配されます。
当然のことながら、すべての人に平等に分配されるわけではありません。
もちろん、成果を出している人の方が多くの報酬を得られるように設定されています。
この分配率を計算するためにあるのが、シェア数という数値です。
シェア数は直紹介の人数とパイプラインボリュームの既定の数を達成することで決まります。
一覧表を記載しておきます。
実は、この表は、2019年5月に改訂されたばかりです。
それまでは直紹介を1人出せばシェア数を1獲得できるようになっていましたが、現在では直紹介を3人獲得するまではシェア数が獲得できないようになってしまいました。
初心者の人にとっては厳しくなったと言えそうですね。
さて、パイプラインボリュームとシェア数までわかれば、ここから、実際にもらえる報酬を計算できるようになります。
まずは、1シェア数あたりの報酬額を計算します。
計算式は下記のとおりです。
(パイプラインボリューム)×8%÷(世界中の人のシェア数の合計)
後は、自分のシェア数の分だけ、この金額が支払われます。
例えば、1シェア数当たりの金額が500円で、自分が3シェア数を持っていれば1,500円、10シェア数を持っていれば、5,000円といった具合です。
スリーウェイブボーナス
このボーナスを得るためには、150PV以上の定期購入をしておく必要があります。
まず、ウェイブというものについて書いておきます。
直紹介、2段目、3段目うち、150PV以上の購入をされている人が既定の人数を超えることで、それぞれ1ウェイブ、2ウェイブ、3ウェイブを達成したことになります。
スリーウェイブボーナスは、達成できているウェイブに応じて、決められた報酬がもらえるというものです。
既定の人数は3人、9人、27人が設定されており、報酬額は3,000円、30,000円、100,000円が設定されています。
もし、直紹介者に均等に3人ずつ紹介者がついていったとすると、2段目の人がまた3人ずつ紹介者を出すことで達成できるようになっています。
また、系列ごとの人数には規定がないため、綺麗に3人ずつ紹介が出ていなくても、ウェイブは達成できるようになっています。
チームコミッション
ダウンの系列数、月間のグループ全体の購入額、最大系列の最大CV数、最小系列の最低TV数など、必要な条件を満たすことで、グループ全体の購入額の2%~4%がボーナスとなります。
詳細は表を見た方が分かりやすいでしょう。
少し見ていくと、Zen1~Zen3までのタイトルの間は1系列だけで報酬をもらえることがわかります。
直紹介は1人だけでももらえるということですね。
Zen4~Zen6になり、最低でも2系列は必要になります。
また、ここからは最小系列の最低TV数も設定されています。
Zen4を例にとると、最低TVが1,000です。
150PVの購入者だけで構成されているとして、少ない方の系列でも概ね6人程度の人数は必要になります。
Zen7以上になると、しっかりと3系列を作っていかなければなりません。
ただ、何しろ報酬が2%~4%という低い設定ですので、最初のうちはもらえてもごくわずかだと考えた方がよさそうです。
チームコミッションで大きな金額を得られるようになるのは、ある程度の大きさの組織が完成してからと思った方がよさそうです。
メンターボーナス
この報酬は、Zen8以上のタイトルを取ってから受け取ることができます。
報酬の金額は、自分のグループメンバーそれぞれが得ているパイプラインボーナスとチームコミッションの合計金額の1%〜3%です。
グローバルボーナスプール
この報酬は、Zen7以上のタイトルを取ってから受け取ることができます。
四半期毎に計算され、世界売上の2%をZen7以上のタイトル保持者全員で均等に分配します。
報酬プランのポイント!
・会社(企業)全体の利益も報酬の計算に関わってくる。
・自己負担の大きさで受け取ることのできるボーナスに大きな違いが出る。
ゼンノアは稼げるの?
ゼンノアのビジネスへの参入を考えている人がまず気にするのは、どのくらいの紹介を出すことができれば月々の報酬が費用を上回るかということではないでしょうか。
ゼンノアに限らず、MLM(ネットワークビジネス)は複数の報酬が設定されており、わかりにくいことが多いです。
しかし、ゼンノアに限って言えば、この点は明確です。
ウェイブ2を達成できるかどうかが鍵
スリーウェイブボーナスのところで説明しましたが、ウェイブ2とは直紹介が3人、2段目に9人いる状態のことです。
この状態でもらえるボーナスが30,000円に設定されています。
おそらく、ゼンノアでしっかりとビジネスをしていこうという人は150PVの購入をするはずです。
そうすると、月の自己負担額は送料や税金を入れると、19,000円程度になります。
もちろん、パイプラインボーナスのような月毎に価格の変動するボーナスを正確に計算することはできませんので、大体の金額を計算してみます。
ウェイブ2を達成している人のボーナスの内訳は下記のようになっているはずです。
①パイプラインボーナス : 13,000円程度
②スリーウェーブボーナス : 30,000円
③チームコミッション : 3,000円程度
ウェイブ2を達成している人でも、スリーウェーブボーナスがなければ、16,000円程度しか報酬がありません。
月の費用は19,000円であるため、これでは赤字です。
つまり、ウェイブ2を達成し、スリウェーブボーナスを受け取り始めたところからが、損益分岐点です。
ゼンノアの報酬プランはこのウェイブ2を維持していくことで、安定した収入が見込めるという報酬プランだと言えます。
さて、これを踏まえた上で、最終的に稼げるか稼げないかは個人の資質による部分が大きいとは思います。
稼げるか稼げないかは、自力で3人の勧誘をした上でその3人がさらにまた3人ずつ勧誘することができるかどうかにかかってくる、ということになります。
また、ゼンノアでビジネスをやっていくためには、最初に2~3万円の登録費用と月々2万円程度のランニングコストがかかってきます。
これは、決して安い金額ではありません。
金額が高いと人に勧めるのも難しい、という人は、勧誘は難しいかもしれません。
稼ぎやすい?
・多くの場合、ウェイブ2を達成し、スリウェーブボーナスを受け取り始めたところからが損益分岐点。
・月々のランニングコストが結構高いので、勧誘が苦手な人にはリスクが高い。