ワールドベンチャーズでインターネット集客?日本での評判は?
最近、SNSやブログで、ワールドベンチャーズという会社(企業)について語られているのを多く見かけます。
「自動でダウンを構築できる」とか「カフェでコーヒーを飲みながら片手でスマホをポチポチとしている間にダウンができる」といった言葉も見かけます。
「本当にそんなに簡単にインターネット(オンライン)で集客できるのか?」気になりますね。
ということで、ワールドベンチャーズのインターネット(オンライン)集客について調査をしてみました。
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ワールドベンチャーズってどんな会社(企業)?
ワールドベンチャーズの本社はアメリカのテキサス州にあります。
MLM(ネットワークビジネス)の会員が800万人を超える世界最大の旅行会社と言われています。
一般にMLM(ネットワークビジネス)と言えば、美容や健康を目的とした商品を扱っていることが多いですが、この会社(企業)は、旅行サービスをMLM(ネットワークビジネス)で展開しているのが特徴です。
同社の提供する旅行サービスでは、「4つ~5つ星ホテルを2つ~3つ星ホテルの価格で」をキャッチフレーズに、世界中の国々へのツアーが年間11,000本以上企画されているそうです。
また、旅行業界のアカデミー賞に該当するワールドトラベルアワードを2012年から毎年受賞し続けています。
ワールドベンチャーズが提供するツアーの質は専門家から高く評価されているようですね。
最近の情報では、2019年6月にマレーシアで開催された公式イベントで、2020年の前半に日本に上陸する公式発表があったようです。
2020年7月の東京オリンピックの開催時期の旅行客の増加を見据えた戦略でしょう。
ワールドベンチャーズはインターネット(オンライン)集客はやっているの?
「海外旅行を仕事にしませんか?」と宣伝しているのを見かけたら、ひょっとしたらワールドベンチャーズのことである可能性が高いかもしれません。
ネットで話題になっているワールドベンチャーズですが、はたしてインターネット(オンライン)集客はできるのでしょうか?
本社の公式サイトにはアクセスできますが、残念ながら欲しい情報はほとんど得られませんでした。
現状、盛んにSNSで拡散されている状況から推察するに、おそらくはインターネット(オンライン)での情報拡散は問題ないのでしょうか。
(https://www.worldventures.com/en-us/ より引用)
ワールドベンチャーズは、日本にまだ上陸していないため、日本の公式サイトがありません。
また、規約上は日本の居住者は会員になれないようですが、すでにオープンしている国に法人を持っている人は登録できるようです。
登録申し込みは、すでにオープンした支社に正式登録の申し込みを代行依頼する形で行うことができるようです。
いわゆる裏ルートというやつですかね?(汗)
また、有名なワールドベンチャーズの成功者と言われている人が構築したADS(オートダウンシステム)という、自動でダウンを増やせるシステムを活用した集客実績からもインターネット(オンライン)での集客や会員登録もできるようです。
多くのMLM(ネットワークビジネス)の会社(企業)では、インターネット(オンライン)による集客や営業を規制しています。
最近はインターネット(オンライン)集客を解禁している老舗の会社(企業)もあるようですが、まだインターネット(オンライン)で勧誘できるところは珍しいと思います。
ところで、先の成功者の人のダウンで展開しているグループに「旅するカフカ」というのがあります。
このグループの紹介ページのひとつを訪問しますと、しっかりと作りこまれた動画が掲載されており、問い合わせをすると対面での相談窓口で説明を聞くことができるようです。
聞くところによると、この紹介ページは利用するメンバーの個々に与えられる、とのことです。
TwitterなどのSNSを使って集客し、この紹介ページを利用して新しい人を勧誘することができたらそれを自分の組織に加えることができる、という仕組みのようです。
集客の方法はメンバーによって幾らかの違いがあるかもしれません。
しかし、概ね、そのような仕組みができているとのこと。
一方で、インターネット(オンライン)集客で苦戦している人も多い、という実感の声も上がっているようです。
基本的な仕組みができているように見えますが、いったい、なぜ、苦戦するのか?
ちょっと気になりますよね。
インターネット(オンライン)集客って難しいの?
カフェでコーヒーを飲みながら片手でスマホをポチポチとしている間にダウンができていく、あるいは、365日らくらく自動集客といったような説明をしているMLM(ネットワークビジネス)のグループは意外と多いものです。
実際のところ、どうなんでしょう?
調べてみると、そんなに甘い話の通りにはいかず、思った通りに集客ができない人の悲壮な言葉がネットや動画にはあふれています。
筆者の所属するグループの中には、実際に過去に他のチームでそのようなインターネット(オンライン)集客の苦労を経験して知り尽くしている者も多くいます。
例えば、TwitterやFacebookで集客しようにも、すでにネット上には同業者のコメントがあふれかえっていて、教えられた紹介文をコピペして発信するだけではなかなか見向きもされない、というのが現実です。
実は、集客の方法をマニュアル化するのでなく、しっかりとしたサポートができているかどうか、というのは重要です。
365日らくらく自動集客システムという誘い文句に乗せられて、いざ、そのチームに入ってみて開口一番に言われたのが、
「テクニック的な細かいところまでは面倒を見ることはできないからね。
ちゃんと会員専用サイトを読んでしっかり自分で学んでいくんだよ。
わからないところや質問がある場合は、システム担当者にきちんと相談するんだよ」
と言われたあげく、会員専用サイトを見てみるとネットにあふれる初心者向けのQ&A以上のことは載っていなかった、なんて話も実際に耳にします。
筆者のアップが以前に所属していたインターネット(オンライン)集客チームなどはまさにこの典型だったそうです。
インターネット(オンライン)集客が難しくなっている背景にはこういった実態があるのです。
ワールドベンチャーズのビジネスはやりやすいのか?
さて、話が逸れましたが、
ワールドベンチャーズという会社は、ワールドトラベルアワードを連続受賞したほど高いレベルの旅行サービスを提供するほどの会社(企業)です。
よく、お買い得な海外旅行を実現できるサービスを提供している会社(企業)として説明しているブログを見かけますが、サービスのコンセプトとしては、どうやら豪華な国内旅行を安く提供するサービス、というのがもともとの実態に近いようです。
国内の高級リゾートを格安で提供するサービスが世界中に広まった結果、海外旅行として使えるようになっている、といった感じです。
また、格安の背景には、高級ホテルの口コミを条件に優遇料金でサービスを提供している、といったこともあるようです。
そのため、まだ上陸していない日本から見ると、まだサービスが十分には充実しておらず、国内旅行においては、現状ではほとんどサービスを利用できず、「日程の合うツアーがほとんどない」、「会費を払っているのになかなかサービスが利用できない」という声もあるようです。
ただし、この辺りのサービスは、今後、日本に拠点ができることで十分に改善されていくはずです。
ワールドベンチャーズは、日本での認知度の低い今の段階から日本でネットワークビジネス(MLM)を展開することで東京オリンピックで旅行が流行りだした時の顧客拡大が狙える、といった点でタイミングは非常によく考えられている印象があります。
過去に台湾でビジネスを展開した実績も、自信となっているのでしょう。
ただし、会員の実情としては、
登録してみて約1年間会費を払い続けたけれど、旅行も行けず、人も紹介できなかったので、出費だけに終わった、
という人が、実は、かなりいるようです。
ワールドベンチャーズの初期登録料と月額会費について調べました。
会員の種別にはユーザー会員(サービス料のみ・報酬無し)とビジネス会員(サービスから報酬を得る・報酬あり)があるようです。
例:「旅するカフカ」グループ
初期登録料:$1176(ビジネス会員+チタン)+登録代行費$50
月額:$175
報酬プランには、チタン、プラチナ、ゴールドがあるようです。
チタンプランは、最上位のプランですが、ビジネスに参加して権利収入で稼ぎたい人によく勧められるプランのようです。
ちなみに、筆者が調べた旅するカフカの紹介ページでは、「チタン」プランを勧めていました。
前述したとおり、現状は、日本においてはワールドベンチャーズのサービスがほとんどないため、集客のターゲットは、単なる旅行好きの人でなくビジネスに高い関心のある人になるでしょう。
インターネット(オンライン)集客は、口コミの勧誘と違って、事前にインターネット(オンライン)で情報収集が簡単にできる土俵で勝負します。
会社(企業)の批判や悪評があまりたくさん出てくることは致命的なマイナスになる点も十分に注意が必要です。
ワールドベンチャーズは、会員が豪華な旅行サービスを手軽に利用して素晴らしい体験を口コミで広げていくことで会員を増やしていく、というのが本来の自然な発展の仕方でしょう。
旅行に興味はない、あまり出費をかけずに金儲けをしたい、という人にとっては、MLM(ネットワークビジネス)としてやるには少しハードルが高いかもしれません。
「自分が本当に年に何回も旅行に行くのか」、「旅行に行くだけの経済的余裕があるのか」ということをよく吟味し、実際に享受できるサービスの中身を見極めた上で入会を検討されることをお勧めします。
会社(企業)主催のセミナーが日本で開催され、その時点のサービスの質や将来性が自分のライフスタイルや考え方に合っているかどうかを納得してからビジネスに参加してみる、というのでもひょっとしたら遅くはないかもしれません。