ネットワークビジネスのアンビットエナジー!インターネット集客は?
アンビット・エナジー(Ambit Energy)という会社(企業)を知っていますか?
アンビット・エナジーは、2017年にアメリカから日本に上陸したMLM(ネットワークビジネス)の会社(企業)です。
まだ日本ではあまり馴染みがないアンビット・エナジーですが、MLM(ネットワークビジネス)の業界でも特に高い関心を集めている電力供給などのインフラ商材を扱うネットワークビジネス(MLM)の会社(企業)です。
ひょっとすると、MLM(ネットワークビジネス)に興味はないけれど電気代の節約には興味がある、という人もいるかもしれません。
そんな人に、これから、アンビット・エナジーのサービスやビジネス、インターネット(オンライン)集客ができるかどうか、などについて詳しくお伝えします。
また、稼ぎやすいかどうかの検証などもしてみたいと思います。
Contents
アンビット・エナジーってどんな会社(企業)?
アンビット・エナジー(Ambit Energy)は、2006年に米国で創業された会社(企業)です。
創業7年で年商12億ドルを突破しており、電力などの「インフラ商材」を扱うMLM(ネットワークビジネス)会社(企業)としては世界最大です。
米国では1990年代から電力自由化が行われ、現在約300社近い電力の小売業者が存在しています。
その中でもアンビット・エナジーは、本社のあるテキサス州を中心に16の州とワシントンDCでビジネスを展開しており、約110万人の顧客を抱える電力小売業者のパイオニアとして知られています。
また、ビジネス活動を行う会員であるコンサルタント数は60,000人強いると言われています。
売上は、2014年まで右肩上がりの伸張を見せています。
アンビット・エナジーは、DSN(ダイレクトセイリングニュース : MLM業界に特化した専門サイト)が発表する「グローバル100リスト」にも選出されており、2020年はMLM(ネットワークビジネス)業界で10位の売上高でした。
また、アンビット・エナジーの成長性は、MLM(ネットワークビジネス)業界のみならず、成長著しい米国企業を選出する「Inc. 500」にも認められており、2010年に選出されています。
さらに、JD Power(米国の顧客満足度調査サイト)では、電力の小売業者中で最も顧客満足度が高いと評価されています。
アンビット・エナジーの企業理念は、「真の成功は誠実さから生まれる」であることからも、お客様へのサービス品質を大切にしていることが伺えます。
その後の売上は横ばい傾向ではありますが2016年4月から全面的に電力の小売自由化が開始された日本やカナダへの海外進出を果たしており、今後の拡大が期待されます。
日本では、2017年8月に日本法人であるアンビット・エナジー・ジャパン合同会社(企業)を設立しています。
(注意 : 日本法人の登記は東京都となっておりますが、オフィスがあるのは大阪府のようです)
社長は、アンビット・エナジー(Ambit Energy)の共同経営者の1人であるクリス チャンブレスが兼任しています。
クリスは、米国のMLM(ネットワークビジネス)会社(企業)であるExcel Communicationsでマーケティング責任者として活躍し、当時北米で4番目に大きい通信会社(企業)にまで成長させた功労者として知られています。
その後は、共同経営者であるジェリー トンプソン ジュニアと出会い、アンビット・エナジーを設立しています。
アンビット・エナジーの創業者って?
アンビット・エナジーは、アンビット・エナジー・ジャパン合同会社(企業)の社長であるクリスと、ジェリー トンプソン ジュニアによって創設されました。
ジェリーは、日本でもお馴染みのコンビニエンスストア「セブンイレブン」の創業者(ジョン ジェニファーソン グリーン)を祖父に持ち、彼の父もまたセブンイレブンのCEOとしてセブンイレブンの事業拡大に尽力したことで知られています。
ジェリーは、スタンフォード大学で経済学の学んだ後にテキサス大学でMBAを取得しており、自身も通信会社(企業)であるCaprock Fibre Networksを創業し、経営者として活躍してきました。
両名は、アンビット・エナジーを当時最速で年商10億ドルに到達させたことが評価され、DSN Bravo Leadership Award(ダイレクトセイリングニュース ブラボーリーダーシップ賞)を受賞しています。
しかし、アンビット・エナジーは、エネルギー事業を手掛けるビストラ・エナジー(Vistra Energy)に2019年 8月に買収されました。
ビストラ・エナジーは、アンビット・エナジーのもつMLM(ネットワークビジネス)を魅力的な販売チャネルとして捉えており、現時点では日本でもこれまで通りネットワークビジネス(MLM)活動がおこなわれているようです。
ただし、ビストラ・エナジーは、ニューヨーク証券取引所に上場を果たしている優良企業であることから、MLM(ネットワークビジネス)活動に対するコンプライアンス遵守の徹底がより一層求められると推察されます。
コロナウィルス対策について
アンビット・エナジーにおいても、他のMLM(ネットワークビジネス)会社(企業)と同様に、インターネット(オンライン)でのビジネストレーニングやセミナーを活発に行っています。
また、扱う製品がインフラ商材であるため生活への影響が非常に大きいことを考慮し、コロナウィルスによって一時的に電気料の支払いが困難となった場合は、支払猶予等の処置を講じているようです。
会社(企業)のポイント!
・アンビット・エナジーは、MLM(ネットワークビジネス)業界で注目されるインフラ商材を扱っている。
・2020年時点で売上高が10億ドルに到達しており、MLM(ネットワークビジネス)業界で第10位の売上高である。
・2019年 8月にビストラ・エナジーに買収されている。現時点ではMLM(ネットワークビジネス)活動がおこなわれているが、今後どのような動向となるか注視する必要がある。
アンビット・エナジーのサービスって?
アンビット・エナジーの商材は、一般的なMLM(ネットワークビジネス)会社(企業)が扱う健康食品や化粧品などの消耗品ではなく、「電力」です。
電力が製品…というとイメージしにくいですが、具体的に言うと、「電気を販売するサービス」ということです。
日本では、電気やガスなどのライフラインに対する規制緩和が行われ、2016年4月からは電力の小売全面自由化(電力自由化)が全面的に開始されました。
アンビット・エナジーが日本に参入した背景には、日本での電力の小売全面自由化(電力自由化)が大きく関係しています。
アンビット・エナジーの製品について説明するにあたり、電力の小売全面自由化(電力自由化)について簡単に説明します。
電力の小売全面自由化(電力自由化)とは?
従来、電気は、各地域の電力会社(企業)(東京電力、関西電力等)だけが販売しており、電気をどの会社(企業)から買うか選ぶことはできませんでした。
しかし、2016年4月から施行された、電力の小売全面自由化(電力自由化)によって、電気を販売する小売業の参入が自由化され、全ての消費者が、電力会社(企業)や料金メニューを自由に選択できるようになりました。
(注意 : 沖縄県と一部離島では電力の小売全面自由化(電力自由化)が認可されていない)
日本における電力の小売全面自由化(電力自由化)の市場規模は約8兆円と言われています。
これを機に、様々な事業者が電気の小売市場に参入しており、2020年時点で、645社が参入しています。
ただし、どんな会社(企業)でも参入できるわけではなく、国から電力の小売業が認められた会社(企業)のみが参入出来ます。
アンビット・エナジーも、国から電力の小売業が認められています。
電力の小売全面自由化(電力自由化)によって、競争が活性化し、様々な料金メニューやサービスが登場することが期待されています。
アンビット・エナジーのサービスの魅力とは?
電力の小売全面自由化(電力自由化)を背景に多くの事業者が参入している状況で、アンビット・エナジーの製品の魅力とは何でしょうか?
その最大の魅力は、「電気代が低価格である」という事です。
アンビット・エナジーの電気代が低価格である理由は3つあります。
一つ目が、アンビット・エナジーの販売チャネルは、MLM(ネットワークビジネス)であるということです。
そのため、人件費や広告費が掛からず、電気代を他社より安価にすることが出来ます。
二つ目が、アンビット・エナジーは、日本卸電力取引所(JEPX)に登録された取引会員であるということです。
電力は、株などと同様に市場取引が行われ、日々価格が変動しています。
日本卸電力取引所(JEPX)の取引会員になることで、電気をその取引価格(卸値)で購入する事が出来るため、中間マージンが発生せず、他社より安価に電気を購入できます。
先程記載した通り、電気を販売する小売業は645社も存在しておりますが、その中で日本卸電力取引所(JEPX)の取引会員された会社(企業)は185社です(2020年時点)。
また、アンビット・エナジーは、米国で10年以上電力の小売販売の経験があり、この経験から電力をより安い価格で購入するノウハウを有しています。
三つ目が、アンビット・エナジーが、各地域の電力価格を収集しデータとして管理していることです。
アンビット・エナジーは各地域の電力価格を収集することで、各都道府県の主要電力会社(企業)より電力価格を最低1%安価にすることを保証しています(低価格保証プラン)。
このような保証制度(低価格保証プラン)を導入している会社(企業)は、米国でもアンビット・エナジー(Ambit Energy)のみと言われています。
ただし、低価格保証プランは1年で満了となるため、自身で更新する必要があります。
更新しない場合、電力価格を最低1%安価にすることが保証されないため、注意が必要です。
また、アンビット・エナジーの電力価格が、全ての電力会社(企業)よりも安価であると保証しているわけではありません。
地域によって電力価格に差があるため、各地域の各電力会社(企業)の価格を調査することをお勧めします。
日本におけるアンビット・エナジーの製品の需要は?
アンビット・エナジーのサービスの武器が、「低価格」という事は理解できますが、はたして日本でどの程度の需要が見込めるのでしょうか。
アンビット・エナジーは、米国以上に日本の市場規模は大きいと期待しています。
米国は、電力の小売全面自由化(電力自由化)の認可が州単位で行われており、電力の小売全面自由化(電力自由化)が認められているのは、13州のみです。
潜在的な顧客数は、700万世帯(米国全体の7%)といわれています。
アンビット・エナジーの売上が2014年以降伸び悩んでいた要因は、電力の小売全面自由化(電力自由化)が限定的であり、需要が飽和しているためと考えられています。
一方で、日本は全国で電力の小売全面自由化(電力自由化)が認められており、潜在的な顧客数は、米国より多く、8,400万世帯と推定されています。
また、電力の小売全面自由化(電力自由化)に対する認知度は高いものの、日本における電力会社(企業)の切替割合は、2020年時点で約20%未満と言われており、市場としての成長性が見込まれています。
アンビット・エナジーは、2017年に日本に参入して5か月間で、コンサルタントを5,066人、顧客を42,611人まで伸張させています。
日本における成長速度は、米国より早いことが示されています。
2020年5月時点での日本におけるアンビット・エナジーのシェアは、68位(計約世帯数 : 約70,000世帯)ではありますが、今後、アンビット・エナジーのシェアが伸張するのか注目です。
サービスのポイント!
・アンビット・エナジーのサービスの最大の魅力は、安いことを保証している点である。ただし、低価格保証プランを1年毎に更新する必要がある。
・日本の電力自由化市場は成長段階にあり、アンビット・エナジーのサービスの需要の更なる拡大が期待される。
アンビット・エナジーのビジネスって?
アンビット・エナジーでは、ビジネス会員である「コンサルタント」と、電力会社(企業)の切り替えを行う「顧客」に分かれています。
コンサルタントは、自分自身が顧客になることもできます。
報酬を得るための条件は、「コンサルタントへの登録」、「アクティブ状態であること」の2つです。
コンサルタントとして活動するためには、入会費用22,000円(税込)とWebサイト使用料月額2,750円(税込)の支払いが必要となり、満20歳以上(学生不可)である必要があります。
また、アクティブ状態は、「120日毎に新規のコンサルタントか顧客を紹介すること」、「顧客数が20人以上保持していること」の内、どちらか1つの条件を満たす必要があります。
アンビット・エナジーの報酬プランって?
アンビット・エナジーの報酬プランについて解説します。
リーダーシップレベル
まず、アンビット・エナジーには、リーダーシップレベルと呼ばれるランクがあります。
リーダーシップレベルは5つに分かれており、レベルが昇格することで報酬の還元率が高くなります。
リーダーシップレベルと昇格条件を記載します。
入会時の入口は1つしかなく、全員マーケティングコンサルタント(MC)から開始となります。
リーダーシップレベルを昇格させる場合、リーダーシップレベル毎に新たなチームを構築する必要があります。
特に重要な昇格が、マーケティングコンサルタント(MC)からリージョナルコンサルタント(RC)への昇格です。
アンビット・エナジーでは、マーケティングコンサルタント(MC)からリージョナルコンサルタント(RC)への昇格条件のことを「5-2-6」と呼んでいます。
直紹介で顧客を5人、直紹介でマーケティングコンサルタント(MC)を2人、マーケティングコンサルタント(MC)を6人で顧客を合計18人になる組織を築くことでリージョナルコンサルタント(RC)に昇格出来ます。
リージョナルコンサルタント(RC)に昇格する事でアンビット・エナジーの報酬を効果的に受け取ることが出来ます。
では、これらのことを踏まえ、具体的な報酬プランについて説明していきます。
アンビット・エナジーの報酬プランは、5つの報酬源で構成されています。
アンビット・エナジーの報酬プランの中で権利収入である報酬源は、④顧客受動的ボーナス(CRB)と⑤顧客受動的収入(CRI)の2つです。
この2つの報酬源を得ることで、継続的な収入を得ることが出来ます。
ジャンプスタートボーナスとチームビルダーボーナス
ジャンプスタートボーナスとチームビルダーボーナスは、簡単に言うと「紹介料」です。
ジャンプスタートボーナスは、自分自身がコンサルタントとして登録した翌日から、一定期間内に規定の顧客を直紹介する事で得られる報酬です。
ジャンプスタートボーナスは、6段階に分かれており、顧客4人を4週間以内に紹介することでジャンプスタートボーナス1として5,000円の報酬を得ることが出来ます。
4人の内1人は、自分自身を顧客として登録することも可能です。
ジャンプスタートボーナスは、12週間以内に顧客30人を紹介する事で、最大20,000円を報酬として受け取ることが出来ます。
一方で、チームビルダーボーナスは、直紹介ではなく、自分が紹介した新規のコンサルタントが顧客4人を4週間以内に紹介する事で得られる報酬です。
コンサルタントリーダーシップボーナス
コンサルタントリーダーシップボーナスは、リージョナルコンサルタント(RC)以上のリーダーシップレベルに支払われる報酬です。
自分が構築したチームに新しくコンサルタントが入会した場合、新規のコンサルタントが、ジャンプスタートボーナス「ジャンプスタート1」(顧客4人を4週間以内に紹介する)を達成した時に支払われる報酬です。
報酬の還元率は、リーダーシップレベルによって異なります。
また、コンサルタントリーダーシップボーナスを受け取るためには、自分自身の直紹介の顧客数が、各リーダーシップレベルの規定数以上いることが受取資格要件となります。
顧客数が各リーダーシップレベルの規定数未満で、3週間以上受取要件を満たせなかった場合、報酬が失効してしまうため注意が必要です。
顧客受動的ボーナス(CRB)
顧客受動的ボーナスは、自分が構築したチームに所属する顧顧客数に応じて支払われる報酬で、リージョナルコンサルタント(RC)以上のリーダーシップレベルに支払われる報酬です。
電気代の支払いの滞納が無く、最低電力使用量(200kWh/月)を満たしている顧客が対象となります。
また、世代に対する制限は無く、無制限に支払われます。
一方で、顧客受動的ボーナスを受け取るためには、自分自身の直紹介の顧客数が、各リーダーシップレベルの規定数以上いることが受取資格要件となります。
顧客数が各リーダーシップレベルの規定数未満で、1カ月以上受取要件を満たせなかった場合、報酬が失効してしまうため注意が必要です。
顧客受動的収入(CRI)
顧客受動的収入は、自分が構築したチームに所属する顧顧客数に応じて支払われる報酬で、リーダーシップレベルに関わらず支払われる報酬です。
電気代の支払いの滞納が無く、最低電力使用量(200kWh/月以上)を満たしている顧客が対象となります。
自分自身の直紹介の顧客数が20人以上で、最大7世代まで報酬を受け取ることが可能で、世代が深くなる程還元率が高くなります。
また、還元率は顧客の電力使用量が多いほど高くなります2人以上世帯の平均電力使用量は約500kWh/月と言われていることから、バンド1が基本的な還元率となると考えられます。
顧客受動的収入は、顧客数が各リーダーシップレベルの規定数未満で、1カ月以上受取要件を満たせなかった場合、報酬が失効してしまうため注意が必要です。
報酬プランのポイント!
・報酬を受け取るためには、「コンサルタントへの登録」、「アクティブ状態であること」が最低限必要な条件。
・リーダーシップレベルは5つ存在し、昇格するためには、リーダーシップレベル毎に新しい組織を構築する必要がある。
・報酬プランは5つの報酬源から構成され、リージョナルコンサルタント(RC)以上に昇格することで全ての報酬源を受け取る権利が与えられる。
アンビット・エナジーは稼ぎやすい?
アンビット・エナジーで稼ぐためには、「リーダーシップレベル」と「直紹介の顧客数」が重要です。
特に、マーケティングコンサルタント(MC)からリージョナルコンサルタント(RC)に昇格することで顧客受動的ボーナス(CRB)も受け取れるため、報酬の還元率が上昇します。
また、直紹介の顧客数が20人以上となることで、顧客受動的収入(CRI)を7世代まで受け取ることが出来るため、報酬の還元率が上昇します。
それでは、いくらの報酬を受け取ることが出来るのか、シミュレーションしてみましょう。
シミュレーション条件として、①「自分のリーダーシップレベルがリージョナルコンサルタント(RC)」で、②「直紹介の顧客数が20人」、③「各ダウンがコンサルタントを2人と顧客を3人ずつ紹介する」と仮定します。
自分が報酬を受け取るためには、Web使用料2,750円の支払いが毎月必要となるため、年間33,000円の支出が必要です。
また、初回登録時のみ22,000円の支払いが発生し、年間更新料は掛かりません。
シミュレーション条件では、4世代から5世代までチームを拡大する事で、年間支出額が回収できることが分かります。
また、シミュレーションで示した「顧客受動的ボーナス(CRB)」と「顧客受動的収入(CRI)」以外に、「ジャンプスタートボーナス」や「チームビルダーボーナス」、「コンサルタントリーダーシップボーナス」といった一時報酬も受け取れます。
どうでしょうか?
アンビット・エナジーの報酬の還元率は、世代が深くなる程高くなるため、縦に伸ばしていくことを意識する必要があります。
また、報酬の還元率は、リーダーシップレベルと直紹介した顧客数に大きく依存するため、横に拡大する意識も必要です。
組織を順調に拡大できれば稼ぐことは不可能ではないと考えられます。
一見すると、紹介する顧客数が多いと感じる方も少なくないかもしれません。
しかし、アンビット・エナジーは、ビジネスを目的としない「顧客」の獲得に対して報酬を支払うプランを採用しています。
「電気代が安くなるのであれば電力を切り替えてみたい」と考える顧客は多いと推定すると、アンビット・エナジーで顧客を増やすことは想像より難しくないのかもしれません。
・アンビット・エナジーで稼ぐためには、「リーダーシップレベルをリージョナルコンサルタント(RC)に昇格すること」、「直紹介の顧客数が20人」が重要。
・報酬プランの1つである「顧客受動的収入(CRI)」は、世代が深くなる程還元率が高くなるため、縦に伸ばす必要がある。
・「顧客」の獲得に対して重点的に報酬が支払われるプランを採用している。
アンビット・エナジーの会員の育成体制
アンビット・エナジーでは、アップに対して、ダウンの教育を義務付けています。
アップが、アンビット・エナジーの登録手続、特商法上の要件、アンビット・エナジーのエネルギーサービスにかかる知識、効果的な販売手法、アンビット・エナジーの報酬プラン、方針および手続の遵守に関する教育を行う責任を有する、と明言しています。
アンビット・エナジーでは、ダウンに対する教育用のビジネスマニュアル(一部資料は有償)を提供しており、育成体制は整備されているようです。
アンビット・エナジーの活動のトラブルの事例
アンビット・エナジーは、米国で集団訴訟や行政処分を受けています。
いずれの内容も、電気料金の急上昇に対するもので、アンビット・エナジーが契約終了・更新に関する情報や変動料金プランのリスクを適切に通知しなかったことが問題視されたようです。
アンビット・エナジー・ジャパンについては、現在までに消費者庁からの行政処分は受けていないようです。
しかし、低価格保証プランは1年毎に更新しなければいけない点は米国と日本で共通しているため、同様のトラブルが発生する可能性はゼロとは言えないかもしれません。
アンビット・エナジーでインターネット(オンライン)集客はできる?
アンビット・エナジーは、不特定多数へダイレクトメールや電話によって勧誘する行為を一切認めていません。
ただし、発信者の身元や住所を明記した状態であればその限りではない、とコンプライアンスに記載されています。
また、インターネット(オンライン)を通じて広告や通知を行う行為は禁止されていないものの、アンビット・エナジー・ジャパンから承諾を得る必要がある、とのことです。
これらの点を踏まえると、アンビット・エナジーでは、インターネット(オンライン)集客活動は実質ほとんど不可能に近い、と言っていいかもしれません。
インターネット(オンライン)集客はできる?
・アンビット・エナジーでは、インターネット(オンライン)集客は難しい。